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自分史についてVol.67(なぜ、人は自分史を書きたくなるのか?)

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~前回~自分史についてVol.65(不動産フェスタに出展)

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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第67回目は「なぜ、人は自分史を書きたくなるのか?」です。



<なぜ、人は自分史を書きたくなるのか?>

10月22日に日経新聞の夕刊に大変興味深い自分史に関するコラムが出ています。

http://bb.hiroyukimurata.jp/market/5235/

このコラムを書いているのは今年の自分史フェスティバル2014のホール講演も務めて頂いた村田アソシエイツ代表の村田裕之さんで、村田さんは多くの民間企業の新事業開発・経営に参画し、日本導入後1,422店舗、会員60万人(2014年6月10日現在)を突破した中高年女性フィットネス「カーブス」、累計2,100万台を販売したNTTドコモ「らくらくホン」、日本発の非薬物認知症療法「学習療法」の米国への輸出など、常に時代の一歩先を読んだ事業に取り組む一方、シニアビジネス分野・高齢社会研究の第一人者として講演、新聞・雑誌への執筆も多数。複数企業の顧問も務めています。

ブログの内容は、フェスティバルでの講演内容と同じ本日のテーマである「なぜ、人は自分史を書きたくなるのか?」ということに対して科学的かつ現状を分析し説得力のある答えを述べています。

考えられる答えは以下の2つです。

1つ目は生物学的な脳の問題

理由の一つは、加齢とともに脳の構造変化が起こる年長者は若年層に比べ、脳の多くの場所をよく使うことが最近の研究で分かってきており人生の出来事を回顧する行為は脳の資源が広範囲に活用されるため、これまでの経験がより「豊かで生き生きとした」ものに感じられると考えられている。つまり自分史の作成は、こうした年齢では心地よい作業になるから自分史を書きたくなると答えています。

2つ目は価値観の変化による問題

「自分のことは自分の代で始末をつけたい」という価値観が強まっていること。自分たちは高齢の親のトラブルなどで苦労してきたが、同じ思いを子供の代にはさせたくないという気持ちを持つ高齢者が増えている。シニア世代共通の現代的な価値観が、人生のけじめとしての自分史やエンディングノートなどの作成意欲を高めているため自分史を書きたくなると答えています。

この記事を読んで普段から自分史を書くこと対して啓蒙活動を行っている私は本当に目から鱗が落ちました(笑) 『自分史』は書くことや書く人が特別と思っていましたが、実はもっと自然なことなんですね。

人間は皆、自分史を書きたいと思っているようですが、実際にはほとんどの人が書きません。

我々アドバイザーはそんな阻害要因を一つ一つ丁寧に調べ上げ、それを取り除くお手伝いをすることが今後の大きな課題になって来るのだと思います。

日本中の多くの方が本能に従い『自分史』を書ける社会を作って行きたいと思います。

つるま行政書士事務所

つるま行政書士事務所

自分史・エンディングノート・遺言・相続

馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ



<自分史の記事一覧>
■Vol.1 高齢者と自分史
■Vol.2 意外に身近な自分史
■Vol.3 自分史を書くこと
■Vol.4 8月7日は『自分史の日』~自分史フェスティバル2013~
■Vol.5 自分史フェスティバル2013を終えて~①展示ブース編~
■Vol.6 自分史フェスティバル2013を終えて~②ホール公演・セミナー編~
■Vol.7 自分史の効果・効用
■Vol.8 自分史活用アドバイザー奮闘記
■Vol.9 自分史の作り方
■Vol.10 自分史年表を利用する
■Vol.11 親の自分史・家族史①
■Vol.12 親の自分史・家族史②
■Vol.13 自分史と回想療法
■Vol.14 自分史とエンディングノート
■Vol.15 自分史活用アドバイザーとは
■Vol.16 自分史活用推進協議会とは
■Vol.17 自分史の歴史
■Vol.18 自分史活用術
■Vol.19 自分史の否定的な考え方
■Vol.20 映画『四十九日のレシピ』からみる自分史
■Vol.21 なぜ自分史活用アドバイザーになったか
■Vol.22 戦争体験と自分史
■Vol.23 地域史と自分史
■Vol.24 自分史の2013年総括
■Vol.25 自分史のもとになるジブン手帳
■Vol.26 自分史は実践あるのみ
■Vol.27 自分史関連のサイトの紹介
■Vol.28 自分史活用アドバイザー認定講座について
■Vol.29 自分史の普及・認知活動
■Vol.30 自分で書く場合・人に書いてもらう場合
■Vol.31 コミュニケーションツールとしての自分史活用
■Vol.32 自分史で本の出版をする
■Vol.33 自分史フェスティバル2014
■Vol.34 終活における自分史の役割
■Vol.35 自分史に関連した被害について
■Vol.36 自分史と写真
■Vol.37 イベント別自分史作成法
■Vol.38 日本自分史センターについて
■Vol.39 自分史と著作権
■Vol.40 自分史フェスティバル2014の詳細固まる
■Vol.41 自分史に似た書物
■Vol.42 回顧録作成サービスについて
■Vol.43 回顧録作成サービスのQ&A
■Vol.44 自分史と相続
■Vol.45 自分史と遺言書
■Vol.46 自分史を仕事に活用する方法)
■Vol.47 鉄拳から学ぶ自分史の新しい表現
■Vol.48 ライフログと自分史
■Vol.49 前回の入場者の感想から見る自分史フェスティバル2014
■Vol.50 スティーブジョブス伝説的スピーチ『点を繋ぐもの』と自分史の意味
■Vol.51 自分史活用アドバイザーの認定講座報告2014年6月
■Vol.52 未来と自分史
■Vol.53 自分史フェスティバル2014全容が固まる
■Vol.54 自分史についてVol.54(自分史フェスティバル2014『自分史活用アドバイザー講座』)
■Vol.55 自分史フェスティバル2014『ホールプログラム』
■Vol.56 自分史フェスティバル2014『オンステージ』のご紹介
■Vol.57 自分史フェスティバル2014を終えて
■Vol.58 自分史フェスティバル2014レポート~自分史活用アドバイザー講座
■Vol.59 自分史活用アドバイザーによる様々なセミナー・講座の紹介
■Vol.60 林真理子さんの(小説)マイストーリー 私の物語
■Vol.61 自分史紙芝居~新しい自分史の表現の仕方~

相続入門
ゼロから始める相続税入門(1)相続と相続税
ゼロから始める相続税入門(2)相続発生後の流れ(実際の手続きと期限)
ゼロから始める相続税入門(3)相続人は誰がなるか
ゼロから始める相続税入門(4)単純承認・相続放棄・限定承認
ゼロから始める相続税入門(5)遺産をどのように分けるか(指定分割と協議分割)
ゼロから始める相続税入門(6)遺産分割協議書の作成
ゼロから始める相続税入門(7)相続はいつ誰に相談するか?
ゼロから始める相続税入門(8)相続財産の名義変更・登記、相続税の申告・納付
ゼロから始める相続税入門(9)相続税がかかるかどうかを基礎控除で確認
ゼロから始める相続税入門(10)金融資産の評価額を調べる
ゼロから始める相続税入門(11)自宅の評価はどうするか?
ゼロから始める相続税入門(12)自宅以外の不動産の評価額
ゼロから始める相続税入門(13)みなし相続財産・その他の財産の評価方法
ゼロから始める相続税入門(14)相続税の計算方法(相続税総額と各人の納税額の算定)
ゼロから始める相続税入門(15)相続○○士・カウンセラーなどの相続と名がつく民間資格
ゼロから始める相続税入門(16)小規模宅地の特例とは(自宅の土地は80%減に)
有料老人ホーム入門(20)(有料老人ホームと相続問題~入居一時金・小規模宅地~)

遺言入門
遺言入門①(なぜ遺言が必要なのか?)
遺言入門②(遺言が必要な場合の具体例)
遺言入門③(遺言とはどのようなものか)
遺言入門④(遺言の種類・方式)
遺言入門⑤(公正証書遺言の作り方)
遺言入門⑥(遺言の執行とは)
遺言入門⑦(遺言と遺留分)
遺言入門⑧(遺言の撤回・変更について)
遺言入門⑨(自筆証書遺言の作り方)
遺言入門⑩(秘密証書遺言の作り方

<ニュース・イベント等>
●テレビ番組
・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり
http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/
●新聞
・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html
●自分史年表作成サイト
・Histy
http://histy.jp/
●イベント
・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催)
http://www.jibun-shi-festival.net/
・自分史フェスティバル2014
http://www.jibun-shi-festival.net/

<関連商品・書籍>

それでも僕は夢を見る - 鉄拳

それでも僕は夢を見る

  • イラスト: 鉄拳
  • 出版社: 文響社
  • 発売日: 2014/03/18
  • 定価: ¥1,065
  • ジャンル: Book
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • Amazon.co.jpで詳細を見る

自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ]) - http://www.horei.co.jp/jibunshi/_src/sc287/8FA495i83C8381815B83W.jpg

自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ])

  • 著: 一般社団法人自分史活用推進協議会
  • 出版社: 日本法令
  • 発売日: 2012/08/10
  • 定価: ¥1,995
  • ジャンル: Book
  • メディア: 単行本
  • Amazon.co.jpで詳細を見る
チョイ上の自分史わたし本を書こう! - のみ山ハジメ

チョイ上の自分史わたし本を書こう!

  • 著: のみ山ハジメ
  • 出版社: 文研ビズ
  • 発売日: 2010/05/10
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失敗しない自分史づくり98のコツ - 前田 義寛 , 他

失敗しない自分史づくり98のコツ

  • 著: 前田 義寛 , 他
  • 出版社: 創英社/三省堂書店
  • 発売日: 2013/03
  • 定価: ¥1,575
  • ジャンル: Book
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