高齢者住宅をお探しの方。相談・見学・仲介手数料すべて無料！　一都三県のエリアをカバー。ケアマネ、病院のMSWの方のご相談も承ります！

～前回～自分史についてVol.9（自分史の作り方

自分史の概要→自分史についてVol.1（高齢者と自分史）

本日も前回に引き続き提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第10回目は『自分史年表を利用する』です。

---

＜自分史年表の必要性＞
前回はカテゴリー別自分史作りという方法を紹介しました。
とにかく自分の持っている情報をどんどん書き出すことを主眼においた方法で、あまり深く考えなくてもそれなりの自分史が出来てきます。

ただこれだけでは本当の意味で自分史とは呼べません。この作業は自分史のための素材作りといったところでしょう。自分史に近づけるためには情報をもう少し整理する必要があります。すでにカテゴリー別に整理されているわけですからあとはそれを時系列に並べればすっきりとしてきます。また自分の行動や考え方の傾向も見えてくると思います。

ざっと時系列に並べて箇条書きに書いてきましたが、よく考えると順番が逆だったり、大事な出来事をあとから思い出し追加したいのにスペースがなく、なんとなく気持ちが悪い…なんて思う方がいるかもしれません。こういった悩みは手書き自分史の限界でしょう。これでせっかく書く気になった気持ちが萎えてしまうのはもったいない。ここはデジタルの力を借りると解決します。前回にも少しお知らせしましたが今回はそんな悩みを解消する優れたソフトを紹介します。

＜年表（自分史）創造コミュニティ Histy（ヒスティ）＞
年表（自分史）創造コミュニティ Histy（ヒスティ）とはウェブで公開されている年表を作成するソフトです。

年表は自分史を作る上で骨格のようなものです。このソフトでしっかりとした骨格を作ることが出来ます。

大まかに言うと、日付と出来事を入力するとあとは日付の順番に並べ替え自動的に年表を作成してくれるというものです。もちろん日付は自分で何とか思い出す必要がありますが、とりあえず暫定的に入力してから年表モードに切り替え全体を眺めて気付くこともあり、その段階で日付けを修正すれば年表も上書きで書き変わります。ここでは異なるカテゴリーも一つにまとめて見ることも出来、すべての情報が入った自分史年表がいつでも見られます。これを見ることでその時代の思い出が蘇りやすくなり、また日付の誤りも発見することが出来ます。

情報をどんどん入れていく→オールジャンルの年表にして眺める→それぞれの時代にやってきたことが明確になる→しっくりこないところが出てきて並べ替える

そんな好循環が実現してより精度の高い年表作りが可能になります。

ヒスティにはその他にも、歴史上の人物の年表と自分の年表を比較したり、自分の年表を公開で来たり、写真なども保存出来たりとたくさんの機能があり、無料で利用できます。動画による「ヒスティ使い方講座」を見ればすぐに取り組むことが出来ますよ。是非こちらも楽しみながら操作してみてください。

●ヒスティ自分史の作り方


次回は自分史についてVol.11(親の自分史・家族史①)です。

---

＜ニュース・イベント等＞

●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送：意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日：お父さんの「自分史」贈ろう　父の日　今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013（東京・両国の江戸東京博物館　2013年8月７日開催） http://www.jibun-shi-festival.net/

＜関連商品・書籍＞

ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
（担当：満田(ミツダ）　03‐5201‐3645）