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~前回~自分史についてVol.37(イベント別自分史作成法)
自分史とはどのようなものかについてはこちらをご参照ください。→自分史についてVol.1(高齢者と自分史)
本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第38回目は『日本自分史センターについて』です。
<自分史の街>
・北九州市
自分史作りを積極的に支援している自治体があります。
北九州市では北九州市自分史文学賞という自分史コンテストがあります。今年で25回目を迎え、毎年300編もの応募があります。大賞には200万円の賞金と単行本発刊という特典が付きます。
・昨年の結果⇒http://www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/02101055.html
・愛知県春日井市
愛知県春日井市には『日本自分史センター』という自分史専用のライブラリーがあります。
・詳細⇒http://www.kasugai-bunka.jp/jibunshi/
ここには全国から寄贈された10,000冊の自分史が保管されています。その他専門の相談員がいて自分史作成の相談に乗ったり、書いた自分史を添削してもらえる通信添削(有料)などのサービスがあり自分史作りを支援しています。
<日本自分史センター>
■日本自分史センターとは
本日そんな全国でももっとも積極的に自分史に取り組んでいる春日井市の『日本自分史センター』に行ってきました。

ここでは単に寄贈された自分史が展示されているだけではなく、自分史に関したセミナーの情報やサークルの案内などが掲示されています。最近では自分史以上に普及してきたエンデイングノート関連の講座の紹介もされており自分史を幅広く取り扱っています。
今日はたまたま講座のためにいらしていた日本自分史センター専任講師の安藤先生にお会いでき、色々とお話をお聞きすることが出来ました。
■自分史の普及率
安藤先生いわく、自分史を書く人の割合は人口に対して0.3%ほどだそうです。また中々自分史を書けない方に対しては、自分史をあまり難しく考えずに取り組み、自分の作品を読んでくれるレベルを小学生卒業レベルで考え、難しい漢字や言葉などを使用せず、簡単でわかりやすい表現の仕方についてもアドバイスを頂きました。
■自分史に求められる要素
また読んでもらうための自分史に求められる要素として『面白いこと』と『ためになる』ことを挙げて頂きました。
自分史講座を定期的に開催し自分史作成までの支援をしていますが、中々その段階では皆さん自分史を完成させることは出来ないので、自分史サークルを作りその中で仲間と一緒に作る自分史を推奨されていました。
こちらの日本自分史センターでは全国から自分史の寄贈を募っておりますので、自分史をお作りになった方は是非寄贈してみてはいかがでしょうか。

つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
<自分史の記事一覧>
■Vol.1 高齢者と自分史 ■Vol.2 意外に身近な自分史 ■Vol.3 自分史を書くこと ■Vol.4 8月7日は『自分史の日』~自分史フェスティバル2013~ ■Vol.5 自分史フェスティバル2013を終えて~①展示ブース編~ ■Vol.6 自分史フェスティバル2013を終えて~②ホール公演・セミナー編~ ■Vol.7 自分史の効果・効用 ■Vol.8 自分史活用アドバイザー奮闘記 ■Vol.9 自分史の作り方 ■Vol.10 自分史年表を利用する ■Vol.11 親の自分史・家族史① ■Vol.12 親の自分史・家族史② ■Vol.13 自分史と回想療法 ■Vol.14 自分史とエンディングノート ■Vol.15 自分史活用アドバイザーとは ■Vol.16 自分史活用推進協議会とは ■Vol.17 自分史の歴史 ■Vol.18 自分史活用術 ■Vol.19 自分史の否定的な考え方 ■Vol.20 映画『四十九日のレシピ』からみる自分史 ■Vol.21 なぜ自分史活用アドバイザーになったか ■Vol.22 戦争体験と自分史 ■Vol.23 地域史と自分史 ■Vol.24 自分史の2013年総括 ■Vol.25 自分史のもとになるジブン手帳 ■Vol.26 自分史は実践あるのみ ■Vol.27 自分史関連のサイトの紹介 ■Vol.28 自分史活用アドバイザー認定講座について ■Vol.29 自分史の普及・認知活動 ■Vol.30 自分で書く場合・人に書いてもらう場合 ■Vol.31 コミュニケーションツールとしての自分史活用 ■Vol.32 自分史で本の出版をする ■Vol.33 自分史フェスティバル2014 ■Vol.34 終活における自分史の役割 ■Vol.35 自分史に関連した被害について |
<ニュース・イベント等>
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
<関連商品・書籍>
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ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)