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～前回～自分史についてVol.23(地域史と自分史)

自分史とはどのようなものかについてはこちらをご参照ください。→自分史についてVol.1（高齢者と自分史）

本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第24回目は『自分史の2013年総括』です。

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＜自分史の2013年総括＞

2013年も残りあとわずかとなりました。自分史ブログも今年最後となりましたので、「自分史」のこの1年を振り返り総括したいと思います。

■2013年は自分史にとって飛躍の年！！
何年も前から存在した「自分史」ですが2013年は大きく飛躍した年となりました。
まずテレビ、新聞など多くのマスコミに取り上げられました。これは高齢化による相続問題や終活ブームの影響が大きいとは思いますが、実務的にやらなくてはならない、またはやった方が便利な前者と自分史の目的は大きく異なっていたように思えます。自分の人生を前向きに捉え、ありのままに伝えて行きたいという遺言を超えるニーズが確実に存在しました。これば葬儀やお墓等合理性とは本来無縁であった世界がここ数年ビジネスとなり、より安く、より手軽にとなってきましたが、自分史はその流れに逆行するものでもありました。

■自分史フェスティバル開催！！
そんな静かなブームの兆しの中、今年の8月には両国の江戸東京博物館で『自分史フェスティバル2013』が開催されました。あんな大きな会場が埋まるのだろうか？という私たちの懸念が吹き飛んでしまうほどの大盛況で推定1,600名もの方々が足を運んで頂きました。本来「自分史」に興味がある年代といえば60代～80代の方ということでしたので、猛暑の中、電車を乗り継いでいらっしゃるのは大変なことだったと思いますが、そんな心配をよそに皆さん生き生きと楽しんでご来場頂いたことがとても印象に残りました。また想定していた年代だけでなく、子どもから若い方も数多く来ていただいたことも盛り上がった要因でした。このフェスティバルは2014年も勿論開催予定で、すでに打ち合わせが始まっています。今年を大きく超える規模での開催となりますのでどうぞ楽しみにお待ちいただけたらと思います。

・自分史についてVol.5（自分史フェスティバル2013を終えて～①展示ブース編～） ・自分史についてVol.6（自分史フェスティバル2013を終えて～②ホール公演・セミナー編～）

■自分史にまつわる映画！？
またこのブログでも取り上げましたが、自分史をテーマにしたような映画も作られました。
ベストセラーになり現在公開中の『永遠の0』も祖父の自分史を紐解くという物語の展開でした。山田洋次監督の最新作『小さいおうち』も人生を振り返るという自分史に通じるお話のようです。

・自分史についてVol.20(映画『四十九日のレシピ』からみる自分史)

■どうなる2014年の自分史！？
最近では様々なテーマを取り上げる有名なジャーナリストである立花隆氏が自分史をテーマに「立花隆の自分史倶楽部」というサイトを立ち上げました。
この方の取り上げるテーマは社会的にブームとなる事が多く、2014年も更なる自分史ブームが起きると確信しています。

是非また来年も自分史に関する様々な情報をこのブログを通じて発信していきたいと思います。2014年も宜しくお願いいたします。

次回は自分史についてVol.25(自分史のもとになるジブン手帳)です。

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＜ニュース・イベント等＞

●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送：意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日：お父さんの「自分史」贈ろう　父の日　今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013（東京・両国の江戸東京博物館　2013年8月７日開催） http://www.jibun-shi-festival.net/

＜関連商品・書籍＞

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（担当：満田(ミツダ）　03‐5201‐3645）