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自分史についてVol.21(なぜ自分史活用アドバイザーになったか)

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~前回~自分史についてVol.20(映画『四十九日のレシピ』からみる自分史)

自分史とはどのようなものかについてはこちらをご参照ください。→自分史についてVol.1(高齢者と自分史)

本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第21回目は『なぜ自分史活用アドバイザーになったか』です。

今回は私がなぜ自分史に興味をもち自分史活用アドバイザーになったのかをお伝えしたいと思います。

私は本業の行政書士としてお客様から遺言書作成のためにご相談をお受けする機会があります。私の仕事としてはお客様が誰にどんな財産を渡したいのか。ということがわかればそれを遺言として書面に残し法的に保護するアドバイスをすればいいだけなのですがお客様とお話をする中でお持ちの財産が単なるモノではないと感じていました。お金も含め長い人生の中でその財産を築くまでのご苦労や思い出の過程があるからです。また財産と同じようにそれを引き継がせたいご家族に対してもそれぞれの想いがあるので、一見即答できそうな『誰にどんな財産を』というご質問に対して2時間以上お話を聞くことがありました。お話をお聞きする中でとても素敵なエピソードだなぁと思ってもそれは記録に残ることもなく、ドライな言い方ですがそれを切り捨て遺言書に残せる法的な部分だけを拾っていけばそれで仕事になるのですが実はその切り捨てられた部分にこそ価値があるのではないかと気付く様になりました。それは戦争体験だったり地域の伝統だったりと歴史的にも大きな意味をもつものも含まれていました。

そのようなものを法的な束縛も受けず自分なりの表現の仕方で残すことが出来ればと考えるようになり『自分史』作りを遺言書と並行して支援するようになりました。私から見れば一回にお聞きする中で両方のお話が聞けることも効率性がいいということも現実的にはありましたがそれは私だけでなくお客様にとっても同じことです。遺言書だけの依頼の場合、全く自分史的な話が聞けないことも勿論あります。自分の過去をあまり語りたくない方もいらっしゃいます。その場合はあえてこちらからお聞きすることはありません。言いたい方は自ら語ってくれます。私はそこが大事であり、語りたいタイミングと語りたいお気持ちが最優先となります。ですから私が行うどのような仕事であれお客様と接しその方の想いが込められた自分史を語られる機会を頂けたら出来るかぎりの時間を使い後回しにせずお聞きしたいと思っています。

聞いてくれる人や受け継いでくれる人がいるからこそ自分史には価値があり、私のように一人一人のお客様と密接に繋がるお仕事をされている方すべてが自分史に関わる可能性があります。

話を聞いた私が言い伝えなくても自分史を遺すお手伝いをすることで誰かがその想いを受け継いでくれる…そんな気持ちで自分史をお勧めしています。

次回は自分史についてVol.22(戦争体験と自分史)です。

つるま行政書士事務所

つるま行政書士事務所

自分史・エンディングノート・遺言・相続

馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。
主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。



<ニュース・イベント等>
●テレビ番組
・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり
http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/
●新聞
・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html
●自分史年表作成サイト
・Histy
http://histy.jp/
●イベント
・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催)
http://www.jibun-shi-festival.net/

<関連商品・書籍>
自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ]) - http://www.horei.co.jp/jibunshi/_src/sc287/8FA495i83C8381815B83W.jpg

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チョイ上の自分史わたし本を書こう! - のみ山ハジメ

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失敗しない自分史づくり98のコツ - 前田 義寛 , 他

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  • 著: 前田 義寛 , 他
  • 出版社: 創英社/三省堂書店
  • 発売日: 2013/03
  • 定価: ¥1,575
  • ジャンル: Book
  • メディア: 単行本
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ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)

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