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～前回～自分史についてVol.13(自分史と回想療法)

自分史とはどのようなものか？についてはこちらをご参照ください。→自分史についてVol.1（高齢者と自分史）

本日も前回に引き続き提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第14回目は『自分史とエンディングノート』です。

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＜自分史とエンディングノート＞
今回は「自分史」と関連のありそうなツールについて触れてみます。


先日、某葬儀社が主催するイベントのセミナーと自分史関連の展示ブースに出展しました。
このイベントは終活（しゅうかつ）フェアといって単に葬儀に関する情報だけでなく、葬儀を含め人生の終焉に関わる様々な活動に関していわゆる『終活』を考えるということをテーマに行われました。
『終活』という言葉にはまだ馴染みのない方もいらっしゃると思います。念のためご説明しますと『終活』とは、老後を安心して暮らすために、「人生の終焉を考え、今を自分らしくより良く生きる活動」です。具体的には介護、医療、保険、遺言、相続、葬儀、お墓、供養などを元気なうちに考えていくことです。

この終活を語るときに書かせないツールがあります。それは『エンディングノート』というツールです。
大きな書店に行くと何種類ものエンディングノートが販売されていますし、税理士や保険会社なども簡易エンディングノートを作り無料で配布するなど普及が進んでいますので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

自分史を考えるときに、このエンディングノートと比較されることがあります。
両者はかなり似ていますが、その役割と使われ方には多少差があると私は考えます。
自分史を人生に置き換えると、太く長い立体の筒のようなものになります。今現在の時点でその筒をスッパリと切った断面がエンディングノートに記入すべき事項だと思います。
別の言い方をするとエンディングノートに書かれた根拠は、膨大な自分の過去（自分史）の中から生まれたものと考えられます。

さらに、これらと似たものに『遺言書』があります。
これはエンディングノートの中で財産に関わる部分について、それを誰に引き継ぐのかを明確に意思表示し、その行為を法的に保護するという役割があります。


このようにそれぞれの役割は違いますが、この3つをうまく使うことで想いを伝え、それが将来必ず実現するという自信につながり、人生のフィナーレを自分らしく生きることが出来ます。



この記事を通じて自分史作成にご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、是非下記HPまでお問い合わせください。

次回は自分史についてVol.15(自分史活用アドバイザーとは)です。

関連記事

●ライフプランニング入門⑤エンディングノートについて ●遺言入門（まとめ）

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＜ニュース・イベント等＞

●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送：意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日：お父さんの「自分史」贈ろう　父の日　今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013（東京・両国の江戸東京博物館　2013年8月７日開催） http://www.jibun-shi-festival.net/

＜関連商品・書籍＞

ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
（担当：満田(ミツダ）　03‐5201‐3645）