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~前回~自分史についてVol.42(回顧録作成サービスについて)
自分史とはどのようなものかについてはこちらをご参照ください。→自分史についてVol.1(高齢者と自分史)
本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第43回目は『回顧録作成サービスのQ&A)』です。
<回顧録作成サービスについてその②>
『回顧録』に関して前回に引き続き、もう少しだけ紹介させてください。
つい自慢と捉えられてしまうので、それなりの努力をし功績を残したとしても中々自分から話したり、また人に見せるような記録なども取っていない。すべては自分の記憶の中だけ。そのような方がプロのライターを通じ、ご自分の実績を客観的に残すことでご自分の生きた証と後世への継承という社会的意義のある取り組みが『回顧録』です。功績や実績とは数字にあらわされるようなものではなく、また基準などもありません。
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・お子様を成人までお育てになった。
・定年まで40年一つの会社で働き続けた。
・趣味の世界で表彰された。
・ボランティア活動で感謝された。
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このようなことも立派な胸を張るべき功績や実績であり、日々の地道な活動こそ、後世に残していく価値があるのです。
<回顧録作成サービスのQ&A>
そこで実際にこのサービスを利用してみようと思った方々からのご質問をQ&A形式で紹介いたしますので是非参考にしてみて下さい。
- 1.提供する資料としては、どんなものを用意すれば良いのですか?
- 2.取材やインタビューはどこで行うのですか?
- 3.取材やインタビューは,何時間くらいかかるのでしょうか?
- 4.完成まで、どのくらいかかりますか?
- 5.インタビューなどでは、どのようなことを質問されるのですか? 答えたくない場合は答えなくてもよいのでしょうか?
- 6.本当に,話すだけで回顧録ができるのですか?
- 7.家系図を載せたいのですが,自分ではどうやって調べたら良いのかわかりません。代
行してつくってもらえないでしょうか?
No.1:提供する資料としては、どんなものを用意すれば良いのですか?
自分史の資料となると、お客様が判断されたものはすべて、有益な資料です。例えば,写真、手紙、作文や給料袋、日記など。プライバシーに関わるものに関しましては,責任をもって取り扱いに注意します。お借りしたものは預かり証を発行し、回顧録完成後に返却いたします。
No.2:取材やインタビューはどこで行うのですか?
場所は、お客様と相談のうえ、決定します。できる限り、お客様の都合を優先します。
No.3:取材やインタビューは,何時間くらいかかるのでしょうか?
インタビューは,意外に体力を必要とします。1 回当たり2 時間、長くても3 時間が限度というのがほとんどです。そうそう時間がとれないので,一気にまとめて行いたいという場合は、休憩を挟んで1日がかりという対応もいたします。いずれにしろ、お客様に無理のない、負担の少ないような形態、回数をご提案します。
No.4:完成まで、どのくらいかかりますか?
回顧録パックは初回打合せから6 カ月ほどを予定しております。状況によっては長期化する場合もあります。もちろん、お客様のご要望にできるだけ沿うように日程調整します。
No.5:インタビューなどでは、どのようなことを質問されるのですか? 答えたくない場合は答えなくてもよいのでしょうか?
どのようなことを質問するのかは,お客様によって異なります。初回の打合せやお見積もり時などにもお話をお聞きしますので,それらの打合せを経て、必要最小限の質問を準備します。答えにくい場合は、はっきりと「答えにくい」という回答で全く問題ありません。
「つくるときは自分(お客様)が楽しい。つくったあとは、読み手が楽しい」回顧録づくりに注力いたします。
「つくるときは自分(お客様)が楽しい。つくったあとは、読み手が楽しい」回顧録づくりに注力いたします。
No.6:本当に,話すだけで回顧録ができるのですか?
資料があれば、ご提供をお願いします。まったく資料がない場合は、お客様への取材・インタビューだけでつくりあげます。われわれは自分史づくり、回顧録づくりのプロです。お任せください!
No.7:家系図を載せたいのですが,自分ではどうやって調べたら良いのかわかりません。代
行してつくってもらえないでしょうか?
行してつくってもらえないでしょうか?
もちろん、対応いたします(オプション)。お気軽にご相談ください。自分のことだけをじっくりと2時間話す機会はそうありません。話すうちに自分の良さや生きてきた価値を見直す素晴らしい時間になるはずです。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
<自分史の記事一覧>
■Vol.1 高齢者と自分史 ■Vol.2 意外に身近な自分史 ■Vol.3 自分史を書くこと ■Vol.4 8月7日は『自分史の日』~自分史フェスティバル2013~ ■Vol.5 自分史フェスティバル2013を終えて~①展示ブース編~ ■Vol.6 自分史フェスティバル2013を終えて~②ホール公演・セミナー編~ ■Vol.7 自分史の効果・効用 ■Vol.8 自分史活用アドバイザー奮闘記 ■Vol.9 自分史の作り方 ■Vol.10 自分史年表を利用する ■Vol.11 親の自分史・家族史① ■Vol.12 親の自分史・家族史② ■Vol.13 自分史と回想療法 ■Vol.14 自分史とエンディングノート ■Vol.15 自分史活用アドバイザーとは ■Vol.16 自分史活用推進協議会とは ■Vol.17 自分史の歴史 ■Vol.18 自分史活用術 ■Vol.19 自分史の否定的な考え方 ■Vol.20 映画『四十九日のレシピ』からみる自分史 ■Vol.21 なぜ自分史活用アドバイザーになったか ■Vol.22 戦争体験と自分史 ■Vol.23 地域史と自分史 ■Vol.24 自分史の2013年総括 ■Vol.25 自分史のもとになるジブン手帳 ■Vol.26 自分史は実践あるのみ ■Vol.27 自分史関連のサイトの紹介 ■Vol.28 自分史活用アドバイザー認定講座について ■Vol.29 自分史の普及・認知活動 ■Vol.30 自分で書く場合・人に書いてもらう場合 ■Vol.31 コミュニケーションツールとしての自分史活用 ■Vol.32 自分史で本の出版をする ■Vol.33 自分史フェスティバル2014 ■Vol.34 終活における自分史の役割 ■Vol.35 自分史に関連した被害について ■Vol.36 自分史と写真 ■Vol.37 イベント別自分史作成法 ■Vol.38 日本自分史センターについて ■Vol.39 自分史と著作権 ■Vol.40 自分史フェスティバル2014の詳細固まる ■Vol.41 自分史に似た書物 |
<ニュース・イベント等>
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
<関連商品・書籍>
自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ])
- 著: 一般社団法人自分史活用推進協議会
- 出版社: 日本法令
- 発売日: 2012/08/10
- 定価: ¥1,995
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
- 著: のみ山ハジメ
- 出版社: 文研ビズ
- 発売日: 2010/05/10
- 定価: ¥525
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- メディア: 単行本
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- 著: 前田 義寛 , 他
- 出版社: 創英社/三省堂書店
- 発売日: 2013/03
- 定価: ¥1,575
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
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ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)