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~前回~自分史についてVol.41(自分史に似た書物)
自分史とはどのようなものかについてはこちらをご参照ください。→自分史についてVol.1(高齢者と自分史)
本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第42回目は『回顧録作成サービスについて』です。
<回顧録作成サービスについて>
■自分史のニーズに応えたサービス
このブログでは一貫して「自分史は誰でも書けるものです。」「どんな人にも自分の歴史があります。」と言い続け、誰でもが例外なく自分史を残すことが出来るということを訴えてきました。自分史を書く目的も近しい家族や自分自身のためという方がほとんどで、自分の生きた証を出来るだけ低価格・小ロットで残したというニーズに応えたサービスが数多く存在します。
■回顧録作成サービスとは
そんな中、前回の『自分史に似た書物』でも紹介しました、回顧録というネーミングでの出版支援サービスを始めました。
回顧録とは「記録あるいは文学作品の一形式で、ある事件、事象や時代に関する自らの経験を記したものである。また口述筆記させたり、他人の聞き書きによる著作もある。」との定義があり、成功した方が個人の内面ではなく社会性を重視した内容を記すことが一般的であることから、誰でもが取り組むべきものではありません。しかし著名な方が遺す自伝や伝記とも一線を引いています。
■回顧録作成サービスの詳細(チラシ)
・回顧録チラシ表面
・回顧録チラシ裏面
■顧客となりうる人物のイメージ
この回顧録において顧客となりうる人物のイメージは中小零細企業の経営者や役員の方で、一般には著名というほどではないですが、ある程度社会的な評価や実績のある方を考えています。その成果と実績に関して単なる自慢史化を避けるという意味や客観的な史料として後世に伝えていくという役割を強化するため、経験があり、文章表現の豊かなプロのライターによる聞き書きを基本としたサービスとして展開する予定です。
■事業承継や業務マニュアルにも
一つのかたちとしては事業承継を考えている経営者の方が、いわゆる法的に必要な手続き上の引継ぎ事項に加え、創業時に抱いた理想や、事業に懸けた想いなどを回顧録として遺すことで単なる経営者交代から一歩進み、本来伝えにくい精神的な事業承継を実現する手段として利用して頂きたいと考えています。
さらにこの回顧録を発展させて職人などを多く抱える企業に対し、属人化したその技術を伝承するための業務マニュアルのようなものを作成することもオプションとして考えています。
■まずはお気軽にご相談ください
何れにしても個人の方が気軽に取り組む『自分史』とはあえて一線を引き、法人や団体の発展のために遺すべきものとしての位置づけとその対象者を明確にした商品作りに取り組んで行こうと思っています。
もしこのような企画をお考えの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。ご予算などご希望に応じてご対応させて頂きます。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
<自分史の記事一覧>
■Vol.1 高齢者と自分史 ■Vol.2 意外に身近な自分史 ■Vol.3 自分史を書くこと ■Vol.4 8月7日は『自分史の日』~自分史フェスティバル2013~ ■Vol.5 自分史フェスティバル2013を終えて~①展示ブース編~ ■Vol.6 自分史フェスティバル2013を終えて~②ホール公演・セミナー編~ ■Vol.7 自分史の効果・効用 ■Vol.8 自分史活用アドバイザー奮闘記 ■Vol.9 自分史の作り方 ■Vol.10 自分史年表を利用する ■Vol.11 親の自分史・家族史① ■Vol.12 親の自分史・家族史② ■Vol.13 自分史と回想療法 ■Vol.14 自分史とエンディングノート ■Vol.15 自分史活用アドバイザーとは ■Vol.16 自分史活用推進協議会とは ■Vol.17 自分史の歴史 ■Vol.18 自分史活用術 ■Vol.19 自分史の否定的な考え方 ■Vol.20 映画『四十九日のレシピ』からみる自分史 ■Vol.21 なぜ自分史活用アドバイザーになったか ■Vol.22 戦争体験と自分史 ■Vol.23 地域史と自分史 ■Vol.24 自分史の2013年総括 ■Vol.25 自分史のもとになるジブン手帳 ■Vol.26 自分史は実践あるのみ ■Vol.27 自分史関連のサイトの紹介 ■Vol.28 自分史活用アドバイザー認定講座について ■Vol.29 自分史の普及・認知活動 ■Vol.30 自分で書く場合・人に書いてもらう場合 ■Vol.31 コミュニケーションツールとしての自分史活用 ■Vol.32 自分史で本の出版をする ■Vol.33 自分史フェスティバル2014 ■Vol.34 終活における自分史の役割 ■Vol.35 自分史に関連した被害について ■Vol.36 自分史と写真 ■Vol.37 イベント別自分史作成法 ■Vol.38 日本自分史センターについて ■Vol.39 自分史と著作権 ■Vol.40 自分史フェスティバル2014の詳細固まる |
<ニュース・イベント等>
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
<関連商品・書籍>
自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ])
- 著: 一般社団法人自分史活用推進協議会
- 出版社: 日本法令
- 発売日: 2012/08/10
- 定価: ¥1,995
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
- 著: のみ山ハジメ
- 出版社: 文研ビズ
- 発売日: 2010/05/10
- 定価: ¥525
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
- 著: 前田 義寛 , 他
- 出版社: 創英社/三省堂書店
- 発売日: 2013/03
- 定価: ¥1,575
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)