~前回~認知症の基礎知識Vol.38 (認知症テスト・検査①「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」)
認知症のテスト・検査では、2つの有名な方法があります。一つは日本で考案された「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」(HDS-R)です。もう一つは欧米で標準的な検査も広く使われているミニメンタルステート検査(MMSE)という方法です。本日はミニメンタルステート検査(MMSE)<の解説をいたします。
■ミニメンタルステート検査(MMSE)
●概要
ミニメンタルステート検査【MMSE】は、認知症の簡易判定検査として1975年、アメリカンのフォルスタインが開発しました。11の質問からなり、30点満点で、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などを調べます。21点以下の場合は、認知症などの認知障害がある可能性が高いと判断されます。
●注意点
この検査は動作性検査を含むため、プライドの高い人にいきなりこれをすると、バカにされたと感じ対象者を怒らせてしまう恐れがあります。
■評価項目
ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)
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