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~前回~認知症の基礎知識Vol.7(認知症と間違われやすい病気の解説)
<どこで受診するか>
以前に解説したように認知症の原因となる病気は様々です。原因となる病気によって治療法が異なるため、原因を究明することが大事です。そのため、認知症を診る科も以下のように様々です。
・神経内科 ・老年科 ・物忘れ外来 ・精神科 ・脳神経外科 ・メモリー外来等 |
上記のような専門医がいる期間を探す一つの方法ですが、初めての病院は、緊張したり、不安になったりしますので、まずはかかりつけ医に診てもらい、専門家のいる医療機関に紹介状を書いてもらうのも良いと思います。
<病院以外で認知症について聞ける場所>
かかりつけ医がいない場合などは、以下のところでも相談できます。
市区町村の高齢福祉課等 |
各市町村によって名称は異なりますが、役所に相談窓口があります。 |
地域包括支援センター |
高齢者に関する幅広い相談窓口です。地域の専門医の紹介や介護保険の手続きの説明等も行います。 |
<検査から治療の流れ>
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<セカンドオピニオン>
認知症は医師よって治療方法が異なります。診断結果や治療方針が納得できない場合は、セカンドオピニオンの利用を検討しましょう。しかし、セカンドオピニオンは診療ではなく、相談になるので、医療保険の対象外です。
ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)
次回は認知症の基礎知識Vol.9(認知症の進み方と介護のポイント)です。
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