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知恵袋⑬介護で知っておきたい医療関連用語集

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~前回~知恵袋⑫様々な住まいの形(コレクティブハウス・コーポラティブハウス)

<はじめに>
本日は介護で知っておきたい医療関連用語をまとめてみました。
高齢者住宅・施設紹介を行っていますと、入居者やそのご家族・ケアマネ・MSWからの様々な相談をうけます。要介護者の生活状況は高齢者に多い慢性疾患などによっても大きく左右されます。ですので、医療面についての知識も重要ですので、私がいろいろ勉強した範囲でまとめてみようと思います。

抱える持病によってどのようなリスクが存在し、状態の急変などを事前に察知するカギはなにか、また状態変化に気づいた場合に医療機関にどのように伝えるかが大事となります。

<介護で知っておきたい医療関連用語>
■施設入居で検討をすべき主な医療行為

用語
解説
在宅酸素
病状は安定しているが、体の中に十分酸素を取り込めない患者に対して、長期にわたり自宅に酸素供給機を設置し酸素吸入をする治療です。
夜間たん吸引
口腔内、のど、鼻腔、気管、気管支などに溜まっている分泌物を、吸引器などを利用して体外に出すことです。平成24年から一定の条件のもとで介護職員も実施できるようになりました。
気管切開
気管とその上部の皮膚を切開してその部分から気管にカニューレを挿入する気道確保方法です。
尿バルーンカテーテル
病気や障がいで自然排尿ができない場合に、ゴムかシリコン製のカテーテル(管)を尿道から膀胱に挿入して尿を排出させる管のことです。この管を挿入したまま留置する場合、管の先端が風船状に膨らんで、固定されて抜けないようになっています
ストマ(人工肛門)
消化管や尿路の疾患などにより、腹部に便又は尿を排泄するために増設された排泄口です。
胃ろう
腹壁を切開して胃内に管を通し、食物や水分や医薬品を流入させ投与するための処置です。→ぷちコラム③高齢者の胃ろうについて考える
経鼻経管栄養法
経口摂取が不可能あるいは不十分な患者に対し、体外から消化管内に通したチューブを用いて流動食を投与する処置です。
IVH
ntravenous Hyperalimentation(中心静脈栄養法)の略称。大静脈(胸か首か鼠径)にカテーテルを入れて高カロリー輸液で栄養補給する術式。手術後や消化器疾患患者などで食事が出来ない場合に使うことがあります。
人工透析
腎臓の機能を人工的に代替することです。週3回程度、1回3~5時間程度、専門の医療機関に行って透析を受ける必要があります。
インスリン対応
糖尿病の方で、膵臓からインスリンの分泌が充分おこなわれない場合、医師の指示により、定期的に注射でインスリンを補充する場合があります。インスリン投与に使われる注射は、針が短く痛みが少ないもので、医療機関で指導を受ければ、自分で投与することができるようになります。
褥瘡(じょくそう)
寝たきりの生活を続けると、身体とベッド等が接触している個所の血行が悪くなって、その部分の組織が壊死を起こすことがあります。これが褥瘡です。『床ずれ』といわれることもあります。
ターミナルケア
末期がんなど、治癒困難な患者と家族を対象とする、身体・精神両面の終末期ケアです。
パーキンソン病
安静時に手がぴくぴく動いたり、手足の関節が硬くなって曲がらなくなったりします。別の病気で同じような症状がでることもあり、パーキンソン症候群といいます。

詳しくはこちら→24時間医療対応の施設

■認知症関連
用語
解説
アルツハイマー型認知症
認知症患者の大半を占め、女性の比率が高く、男性の1.5倍から2倍ほどで、認知障害、もの盗られ妄想、徘徊などの症状が特徴的です。
レビー小体型認知症
アルツハイマー型についで多いとされています。記憶障害よりも幻視や妄想などの症状が強く出ます。専門医による早期発見が重要です。
前頭側頭型認知症
よく知られているものでピック病があります。記憶障害よりも、理性的な行動がとれなくなるといった症状が特徴で、初老での発症例が多いです。
BPSD
認知症に伴う精神症状です。「周辺症状」と言った言葉も用いられ、徘徊などといった行動や、嘔吐、食欲不振などの消化器系の症状も見られます。

■脊椎小脳変性症関連
用語
解説
脊椎小脳変性症
運動失調を主な症状とする神経疾患の総称です。小脳および脳幹から脊髄にかけての神経細胞が徐々に破壊、消失していく病気です。
オリーブ橋小脳萎縮症
脊椎小脳変性症ではもっとも多い病型です。パーキンソン病に似たような自律神経障害が見られます。リハビリでの運動失調の進行を遅らせることができます。
シャイ・ドレーガー症候群
脊椎小脳変性症の一つで、起立性低血圧や排尿障害など、自律神経系の障害が見られます。
線条体黒質変性症
脊椎小脳変性症の一つで、頻繁に転倒したり嚥下障害見られるのが特徴です。パーキンソン病に似ていますが、振戦は比較的少ないです。

■その他の症状
用語
解説
アカシジア
向精神薬や抗うつ病、一部の胃腸薬などによって引き起こされる副採用の一つで、落ち着きがなくなり、長時間の座位が保てないなどの状態がみられます。
COPD
慢性閉塞性肺疾患です。肺気腫や慢性気管支炎により慢性的に気道が塞がった状態になり、肺に十分な空気が取り込まれなくなります。
レム睡眠行動障害
パーキンソン病の人に見られる症状で、レム睡眠中に体が勝手に動き出し、突然動き上がったり、激しく動いたりします。
スクイージング
たんの吸引を行う前に、たんの貯留している部分の胸郭を呼吸時に軽く圧迫することです。肺のたんを気管支にあつめて吸引を行いやすくします。
アシドーシス
血液の水素イオン濃度が正常値よりも下がった状態のことです。呼吸器疾患のほか、糖尿病、腎臓疾患でも起こり、重度の場合は意識障害から死に至ることもあります。
アテトーゼ
脳出血などの後遺症として見られます。顔面の筋肉や頚部の筋に不随意な運動が起こります。緊張が伴う場で強く現れることがあります。
イレウス(腸閉塞)
大腸がんで腸が狭くなったり、腸の手術後に発症します。腸が塞がってかたまり激しい痛みを伴います。
ウェルニッケマン肢位
脳卒中により片マヒになった人が、腕は曲がったまま、膝や脚は伸びたままの姿勢をとることです。中枢神経の麻痺が骨格筋に影響を与えて生じます。
関節リウマチ
関節構造が誤って関節を攻撃し、全身各所の関節が炎症を起こさせる病気です。原因はわかっていなく、初期には起床時の関節のこわばりが見られます。
巨赤芽球性貧血
胃の全摘出手術を行った人などに見られる貧血で、血液を作る上で必要なビタミンB12の吸収がいでしか行われないために生じるものです。
急性上気道炎
呼吸器感染症のうち、気管支炎いたる前の咽頭部分までの炎症で、一般的に風邪と言われます。咳や発熱等は軽いですが、重症化すると気管支炎、肺炎に至ります。
ギランバレー症候群
男性に多い自己免疫疾患の一つです。筋肉を動かす運動神経が障害され、手足に力が入らなくなります。急性の初期には風邪と似た症状です。
硬膜下血腫
脳表面の静脈が損傷して血液が硬膜下に溜まった状態です。比較的軽く頭を打った状態でもしばらく日時が経過してから歩行障害や認知症状が見られます。
ジギタリス中毒
強心剤の一種であるジギタリスを服用することにより、もともと低カリウム症の人などの細胞中のカリウム濃度が急上昇して悪心などを引き起こすことです。
神経因性膀胱
膀胱に尿が充満したことを大脳に伝える自律神経が障がいを起こし、排尿が正常に行われない状態です。脊椎損傷や脳梗塞などのマヒに伴うことが多いです。
心房細動
心房全体が細かく震える不整脈です。心血管にかかわる病気のある高齢者では発症率が1割。血栓が出来やすくなり、脳梗塞の要因ともなります。
前立腺肥大症
高齢男性に多く、前立腺が肥大し尿道を圧迫し、尿が出にくくなります。初期段階では、夜間の頻尿や尿の放出に時間がかかるなどの状況が見られます。
帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹の皮膚症状が治まった後でも、治りにくい痛みがんこる状態です。回復力の鈍っている高齢者が帯状疱疹になると発症しやすいです。
チアノーゼ
気管支喘息の発作などにより、体内に酸素が足りなくなって顔、唇、手足の爪などが紫色に変色する状態です。生命の危機が生じているという認識が必要です。
爪白癬
爪にできる水虫です。爪の色が白く濁ったりし、60歳以上の4割がかかっていると言われています。病状が進行すると爪の先が浮き上がる状態になることもあります。
ネフローゼ症候群
様々な腎疾患により大量の蛋白尿が出て、血液中のタンパク質が減少し、むくみやコレストレロール値の上昇などが見られる状態のことです。
脳血栓
脳内の血管が狭くなり、その部分に徐々に血栓が沈着し、脳の血液の流れが止まります。動脈硬化などが原因です。
ラクナ梗塞
高血圧などが長く続くことにより脳の中の細い動脈が詰まる脳梗塞です。表立った症状が見られないことが多いので、ほっておくことで重度化することもあります。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマという微生物によって起こる肺炎です。高齢者に多い肺炎は肺炎球菌によるものですが、比較的若い人が発症するケースも多いです。
老人性肺炎
口腔内細菌などが肺に入ることで起きます。発熱や咳などの症状を伴わないこともあるので発見が遅れることもあります。食欲低下などが見られたら注意すべきです。
クレアチニン
筋肉中から排出される代謝産物です。腎機能が低下すると、クレアチニンの血中濃度が高まるので、タンパク質の摂取を控えることが必要です。
血中アルブミン
血清に最も多く含まれるタンパク質です。肝臓や腎臓の異常や低栄養などでも濃度が低下します。
MRSA
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌。日常的に存在するが、高齢で抵抗力が低下した場合、肺炎などの重篤な感染症につながります。

■機械・機器
用語
解説
カフ付カニューレ
カニューレは直接気管内に挿入される管です。カフ付とは、風船状のカフがついたカニューレで、カフを膨らませることにより人工呼吸の空気が上気道に漏れるのを防ぎます。
パルスオキシメーター
動脈血液中の酸素量を測定する機械です。体に針を刺すなどの負担をかけずに心肺機能の状態の測定が可能です。
ピークフローメーター
気管支の状態を測定できる機器です。マウスピースを取り付けた機器を加えることで、気道を流れる息の速度を測定し、気管支喘息の防止に活用できます。
ドレッシング材
包帯などの傷口を覆うものの総称です。褥瘡治療などにおいては、創傷面の湿潤を保つためのハイドロコロイド・ドレッシング材などが用いられます。


ご不明点や詳細については、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)

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知恵袋(まとめ)
ぷちコラム① 高齢者住宅の適切な入居時期は?
ぷちコラム② 高齢者住宅・施設に関する世間のイメージ”
ぷちコラム③高齢者の胃ろうについて考える

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