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~前回~有料老人ホーム入門⑫(入居条件について)
有料老人ホームには、入居一時金として数千万~数億円といった高級なところから、最近では入居一時金が0円というところも増えて来てました。そこでそれぞれはどういった特徴かというのを比較して解説したいと思います。
あくまで一般的なところの比較ですので、当てはまらないところもある点ご留意ください。
■高級な有料老人ホームの特徴
・月額料金が安い(高いところもある) ・豪華な共用スペース(カラオケルーム等) ・居室が広い(3LDK等) ・ケアスタッフの人数が多い(1.5:1等) ・看護士が24時間常駐 ・料理に力を入れている(○○ホテルの元シェフなど) ・交通の便が良いところにある(駅前など) ・自由度が高い ・入居者が高所得層 |
■入居一時金ゼロの有料老人ホームの特徴
・一般的に月額が高い(安いとこもある) ・共有スペース等が簡素的 ・居室の広さが手狭(13㎡や18㎡等) ・ケアスタッフの人数が最低限の配置(3:1) ・看護士が日中のみ常駐 ・場所が不便なところにある(駅から遠い) |
■ポイントの比較
①月額料金
月額料金については、一概には言えませんが、一時金を多く払うと月額料金が少なくなる傾向があります。
しかし入居一時金がゼロであっても、月額料金がそこまでかからない(15万~20万)ところあります。
②居室
有料老人ホームは13㎡から可能ですので、入居一時金が少ないと居室の面積が狭くなる傾向にあります。ただし、入居一時金が数百万であってもお部屋の広さが13㎡~18㎡のところが多いです。
3LDKなどの広さのお部屋となると入居一時金が数千万などとなるのが一般的です。
③共用スペース
共有スペースにおいても、高級なホームは娯楽施設が充実しています。また、設備の作りも豪華であったりします。
④サービス
看護士が24時間常駐しているホーム自体、全体的にかなり少ないです。
⑤立地条件
マンションを借りるのと一緒で、家賃や入居一時金が高いところは、アクセスの良いところにあります。
しかし、入居者が頻繁に出かけたりされない方の場合は、アクセスの良いところというよりは、ご家族が通いやすいところというのを優先さた方が良いでしょう。
■まとめ
有料老人ホームは高額な入居一時金のところからゼロのところまで大変幅広くあります。比較すると当然高級なところの良さというのが際立ちますが、一時金がゼロだからサービスが悪いなどといったことはありません。入居される方の生活スタイルや希望、予算など様々な条件のもと、その方にあった有料老人ホームを選ぶことが重要です。
その他、ご不明点等ありましたら、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ)03-5201-3645)
~有料老人ホーム入門~
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前略
私の要望する下記物件が有った場合は、最初に当該物件のホームページを教えて下さい。 選択した後に資料をお送り頂きたく存じます。
私の叔母(82歳、昨年末は要支援ー2でした)を適切なホームに入居させたく、私の要望する条件は下記の通りです:
*湘南或いは静岡で景色が良く魚類が新鮮であること
*なるべく大きな個室で、万全な介護システムであり、1.5人当たり一人のスタッフが介護可能なこと
*入居一時金は1億までは構いません、月額は25~35万円くらい
*できればエキササイズ或いはリクリエーション設備が有ること
*なるべく早急(7月末くらいまで?)に入居可能な物件
それでは、最初に該当物件のホームページをメールにてお待ちしております。
早々
芹田