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高齢者施設についてというページで各高齢者住宅・施設の解説をしていますが、説明不足の点もありますので、ひとつひとつ詳細を解説したいと思います。
■高齢者施設・住宅
高齢者施設・住宅というと、多くの方が特別養護老人ホームと、有料老人ホームを思い浮かべると思います。しかし実際には、下記の表の通り多くの種類があります。今回は『地域優良賃貸住宅』について詳しく解説します。
| 介護保険3施設 | 公的な低額施設・住宅 | 民間運営施設 |
| ①特別養護老人ホーム | ④養護老人ホーム | ⑨グループホーム |
| ②介護老人保健施設 | ⑤軽費老人ホーム(A型・B型) | ⑩有料老人ホーム |
| ③介護療養型医療施設 | ⑥都市型軽費老人ホーム | ⑪サービス付き高齢者向け住宅 |
| ⑦ケアハウス | ⑫東京シニア円滑入居賃貸住宅 | |
| ⑧シルバーハウジング | ⑬地域優良賃貸住宅 | |
| ⑭シニア向けマンション(分譲) |
地域優良賃貸住宅の解説
■概要
| 定義 | 地方公共団体による住宅供給に対する支援制度であり、低額所得者、高齢者、障害者、子育て世帯等の住宅の確保に特に配慮を要する者に対する賃貸住宅の供給を推進するため、地方公共団体が負担する住宅の整備費用・家賃低廉化費用を支援です。 |
| 背景 | 高齢者向け優良賃貸住宅という「バリアフリー化」され、「緊急時対応サービス」の利用が可能な賃貸住宅制度がありましたが、平成23年10月20日に「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の改正法が施行されたことにより、廃止となり、各自治体の判断により「地域優良賃貸住宅」制度として運営されています。 |
| 入居対象者 | ・自立~ ・収入分位80%以下(所得が487,000円以下) ・高齢者世帯等 |
■設備・サービス面
| 設備 | 原則として各戸に台所、水洗便所、収納設備、洗面設備及び浴室。(共用部分に共同して利用するため適切な台所、収納設備又は浴室を備えた場合は、各戸が水洗便所と洗面設備を備えていれば可) |
| 一人当たり面積 | 原則25㎡以上。(居間、食堂、台所、浴室等、高齢者が共同して利用するために十分な面積を有する共用の設備がある場合は18㎡以上) |
| 介護サービス | 居宅サービスを利用することになります。 |
■月額目安
| 家賃 | 近傍同種家賃と均衡を失しない額として、供給計画に規定している家賃 |
| 家賃低廉化助成 | 所得が21万4千円を超えない(収入分位40%)場合は、月4万円/限度までの補助 |
■探し方・申し込み
・UR都市機構
・住宅情報サービス
・横浜市住宅供給公社
入居は抽選であったり、その地域に○年間以上在住なのどの要件がある場合があります。
その他、ご不明点等ありましたら、お気軽に高齢者住宅仲介センター日本橋店にお問い合わせください。
(担当:満田(ミツダ)03-5201-3645)
次回はシニアマンション(分譲)の解説となります。
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