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今回は事後報告となりますがセミナーの開催報告です。
杉並区の八成区民集会所で、高齢者住宅講座「知らなきゃ損する シニア住宅・高齢者施設の基礎知識」を実施させていただきました。
告知のページはこちらです⇒杉並区イベント情報
【概要】
開催日:2013年11月12日(火) 時間:午後2時~3時半 場所:八成区民集会所 主催:杉並区地域包括支援センターケア24下井草 テーマ:「知らなきゃ損する シニア住宅・高齢者施設の基礎知識」 |
【配布資料】(下記よりPDFファイルにてダウンロード出来ます)
・レジュメ(pdf) ・補足資料(pdf) レジュメはパワーポイントで解説した資料になります。以下イメージ図です。 補足資料は、高齢者住宅・施設の一覧表及び介護サービスの一覧表です。また、杉並区の高齢者住宅・施設をまとめ表と地図になります。 |
【内容】
以下の4部構成で解説させて頂きました。 ①高齢者住宅の基礎知識 ②有料老人ホームとは? ③サービス付き高齢者向け住宅とは? ④質疑応答 |
【活動メモ】
本日は杉並区の包括支援センターであるケア24下井草様より「家族介護教室」の中の講座としてご依頼をいただき、高齢者住宅セミナーを実施させていただきました。 東京は昨日から急に冷え込んで天気予報によれば12月の陽気となってしまい、どれほどの人が集まるのかなと思っていましたが、当日はほぼ満席となり、この分野はやはり皆様の関心が高いのだなと実感いたしました。 参加者の中には90代の方もいらっしゃいました。 寒い中ご来場していただいた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。 内容としましては、高齢者住宅についての知識の深い部分まで掘り下げず、高齢者住宅探しをご検討中の方にできる限りさまざまな選択肢を選べるように、広く情報を提供することを心がけることといたしました。 サ高住は2年前にできたばかりの制度ですので、まずはその大まかな概要を知っていただくことが大事であると思います。 基本的には当ブログのサ高住や有料老人ホームのカテゴリをお読みいただければ書いてある内容です。 終了後、いくつかのご質問をいただきましたが、共通した回答は「施設ごとに異なるので一概には言えない」ということです。ですので、やはり個別具体的な相談は我々のような紹介センターにご相談いただくのが良いのではないかと思います。 |
【質問事項】
①有料老人ホームやサ高住で入院等の場合に退去しなければならないか? →医療対応が充実している有料老人ホームやサ高住では入院しなくても対応できる場合もあります。また入院した場合でも食費を抜いた月額料金を払って、お部屋をキープすることが可能ですが、経済的な負担が大きくなります。また有料老人ホームによっては、入院の場合は何ヶ月までと決まっている場合もございます。 関連記事:サービス付き高齢者向け住宅入門⑪(退去要因) ②グループホームの入居者の方が介護度が重度化しているというのはどのような状況なのか? →開設してから何年も経過したグループホームは介護度が重い方が多くなる傾向にあります。2つのユニットがある場合は、介護度が軽いユニットと介護度が重ためのユニットと分かれているケースもございます。 関連記事:高齢者住宅・施設の解説⑨グループホーム、介護保険のしくみVol.26(地域密着サービス⑥認知症対応型共同生活介護) ③認知症の場合に有料老人ホームやサ高住でも対応してもらえるものなのか? →ご本人の状況にもよりますし、運営会社の方針によっても対応が異なります。以下の記事をご参照ください。 関連記事:サービス付き高齢者向け住宅入門⑯(サ高住と認知症) |
【配布資料の補足】
配布資料に入っている杉並区の高齢者住宅の分布図の元データは以下のものになります。
より大きな地図で 杉並区(有料・サ高住・特養・軽費・GH) を表示
紫 :特別養護老人ホーム
黄色:グループホーム
赤 :有料老人ホーム
緑 :サービス付き高齢者向け住宅
青 :軽費老人ホーム
杉並区だけでもこのように多くの高齢者住宅があることが視覚的にわかると思います。
高齢者住宅探しの材料の一つとしてご利用ください。また、あわせて一都三県のMAPもご利用いただければ参考になるのではないかと思います。
今回の記事でご不明点等ありましたら、お気軽にご連絡ください。(担当 満田)
また、セミナー講師の依頼も随時お引き受けいたしますので、お気軽にご相談ください。
(詳細→高齢者向け住宅に関するセミナーを無料でお引き受けします。)
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