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サ高住の話からは少し離れて、ご相談を受ける際に関心の高い年金の話を
今回から何回かに分けて書いていこうと思います。
今回は説明の前準備として、日本における年金の概略を記載します。
<年金とは>
年金とは毎年定期的に給付される金銭のことです。年金を保証する仕組み(年金制度)のことも指しています。
日本における年金制度はいわゆる“三階建て”の仕組みとなっています。
1階部分は、原則として、20歳以上60歳未満の日本に居住するすべての国民が義務として強制加入し、資格期間が25年以上ある人が65歳になった時に給付される「国民年金」です。
2階部分は、民間サラリーマンや公務員等が強制加入し、1階部分に加えて支払われる「厚生年金」や「共済年金」です。
この2階部分までが「公的年金」と呼ばれる年金です。
さらに3階部分として企業年金や確定拠出年金、国民年金基金等から重ねて受給できる年金もあります。これらは公的年金に対し「私的年金」と呼ばれます。
このブログでは主に公的年金について、いつからどのような年金をもらえるのかといったことを説明していきます。詳細は次回からにいたします。
次回は年金のお話(2)保険給付の種類①国民年金です。
27年生まれで4月で64歳になります。一部分は64歳からもらえるのですか?その部分の支給額はずっと変わらないですか?