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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第211回目は夏休みと自分史です。
<夏休みと自分史>
毎日暑い日が続き、夏真っ盛りですね。8月になると夏休みを取られる方もいて、多くの方々は故郷へ帰省されるかと思います。懐かしい自分の故郷は自分史の宝庫です。とは言っても折角帰省したのですから自分史を書くことを目的とするのはもったいないことです。久しぶりに会うご両親やご兄弟との積もる話も沢山あることでしょう。また他愛のない話を時間も考えずに話すのも現実を忘れリフレッシュする意味があり、帰省にはそんな大きな目的を持つ必要もないものなのでしょう。
帰省においてはその場で自分史を書くというよりも取材に近いものになるかと思います。また色々な話をする中で自分が何かを思い出すきっかけの場となることでしょう。
帰省と言えば、逆の立場の方もいらっしゃるかと思います。自分の子ども達が家族を連れて久しぶりに帰ってくる。今は立派な社会人になった子ども達も、生れ育った家では昔のままの幼少時代の記憶が蘇ってくることでしょう。夏休みはそんなひと時のタイムスリップを体験させてくれる場なのだと思います。
まだまだ子育て真っ最中という方々は今夏休みの思い出作りに必死な毎日かと思います。思い出を作るという意識はあまり無いかもしれませんが、数多く撮られた写真データ
はそれを物語っています。私は今この立場なのですが、これを意識しすぎると旅行に行っても写真を撮ることだけに専念して、その場を楽しむことが出来ないという弊害が出ます。これは写真係のお父さんが一番なりやすいポジションです。思い切って写真を撮らない瞬間を作り、心の中の思い出作りに集中する時間を敢えて作らなくてはなりません。これは今気軽に写真をとることが出来る時代だからこその問題です。たった一枚の写真でも多くの記憶が呼び起こされるという事実を踏まえ、できる限り写真のための思い出作りにならないよう気をつけましょう。
8月に入ると夏休みはあっという間に終わってしまいます。夏の思い出は永遠のものではなくあっという間に終わってしまう儚いものだからこそ価値があるのだと言い聞かせ、大切な自分史の一部として記憶に残すように心がけてください。

つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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