←「自分史についてVol.209情景模型/ジオラマと自分史」前の記事へ
次の記事へ「自分史についてVol.211夏休みと自分史」→
自分史記事一覧→記事一覧-自分史
本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第210回目は通知表と自分史です。
<通知表と自分史>
7月20日ごろから公立の学校では夏休みが始まりました。我が家の子どもたちもこれから1か月以上続く休みに楽しみで仕方がない様子で、いつもにはないキラキラした表情になっています。これはこれからの期待感だけでなく、1学期が終わり、通知表を手にしてほっとした解放感からくるものも大きいのではないでしょうか。今思えば大したことではなかったのかもしれませんが、1年間に3回手にする通知表は大きな試練でした。もちろん頑張った時には評価として帰ってきますが、自分が思った評価ではない時も何度かあったように思います。5段階にせよ、3段階にせよ、自分の評価が数字に表されることはわかり易い反面、なんとなく自分がクラスの中で分類されてしまったような感覚も持つようになった気がしました。これが偏差値や受験につながっていくのですが、なんとなく人を評価するものとしてあまりいいイメージのないものとして通知表が存在していたのではないでしょうか。だからなのかもしれませんが今自分の手元には一つの通知表もありません。大事なものとは認識しながら自分の評価のすべてとして認めたくないという気持ちがあったからなのでしょうが、あまり見返すこともなくいつの間にかどこかにいってしまったのだと思います。
今子どもの通知表を見るとき、気になるのは数値で表された成績ではなく、先生の総括の言葉です。ここに数字には表れない1学期間の子どもの成長が見事に記録されています。改めて先生は親以上に毎日子どもたちに接していて、それをしっかりと記憶しているんだなぁと感心します。
自分史は自分の言葉で書くもので、どうしても主観的なものになります。ですので、この通知表に書かれたような客観的な評価は自分で書きづらいものです。もし通知表が手元にある方がいらっしゃったらこの部分だけでも自分史の中に取り入れると自分の成長だけでなく、それを支えてきてくれた先生、友人の存在も自分史の中に活き活きと取り込めることが出来ます。またお子様をお持ちの方は通知表をしっかりと保存し、いつかのタイミングでお渡しになるといいかと思います。ちなみに今小学1年生の娘の学校では、通知表がクリアファイルに入っていて6年間同じファイルをやり取りするものなので、娘の6年間の自分史(小学校編)が出来上がるようになっています。単純ですがとてもいい仕組みだと思います。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ])
- 著: 一般社団法人自分史活用推進協議会
- 出版社: 日本法令
- 発売日: 2012/08/10
- 定価: ¥1,995
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)