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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第199回目は高齢化社会に向けてです。
<高齢化社会に向けて>
先日、葬祭会社の新入社員研修で相続や終活事例に関するお話をする機会を頂きました。
4月~5月にかけてはどの会社も新入社員対応に追われているようで、私も30年前には教育を受ける立ち場にいました。当時も今もほとんど変わらず、GWが終わったころ正式な配属先が決まり、本格的な業務に関する指導を現場で受けることになります。
自分史には様々な節目がありますが、『学生から社会時になる』または『自分で稼ぐようになる』この時期は特に大きな転換期だと思います。社会もこの時期を迎える新入社員には大きな期待をしているわけで、1か月近くも費用だけをかけて教育に力を入れています。新入社員と言えども入社したからには給与も出るので、言ってみればお金を貰ってサービスを受けているのです。これは企業の先行投資なのですがそれでも日本の新入社員は恵まれているなぁと思わざるを得ません。
私のしている仕事について語るのはこの会社が葬儀社という特殊な業態だからでしたが、日本の高齢化事情は今やどの産業にも影響する話ですので、今後は色々な業界で話す機会が増えるかもしれません。この日もお話しましたが、私が高齢化社会においてここ数年、二極化していると感じることは、法律や税金などの高度な相続対策をきっちりと考えている方々と、エンディングノートや自分史などで心の満足感や充足感を考える方々がいらっしゃるということです。どちらがいいとか悪いとかいう問題ではなく、共に【終活】と言われる活動に対して前向きに取り組んでいる点で共通しています。アクティブシニアと言われる方々が精力的に活動をされており、大変勉強熱心に専門家や金融機関などで開催するセミナーなどに足を運ばれています。
高齢化とは単に高齢者が増える社会をいうのではなく、高齢者が活躍し、中心となる社会をいうのだと思います。自分史やエンディングノートによって、自分を振り返ることにより、これからの自分を増々大切にする高齢者が増えてきます。自分を大切にするということは、自分の家族やまわりの社会も大切にすることに繋がります。高齢化社会を前向きに捉え、これを前提とした社会に踏み出す新入社員が様々なサービスやアイデアを生み出すことを期待します。

つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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