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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第198回目は自分史を定期的に話すことです。
<自分史を定期的に話すこと>
4月30日はゴールデンウィーク真っ只中です。多くの方が帰省をされるように私も群馬の特養施設に入居している母のところに子どもを連れ行ってきました。母は要介護3のレビー小体型認知症であまり自分から話すことは出来なくなりましたが、それでも久しぶりに孫の姿を見ることが出来、とても嬉しそうでした。子ども2人も昔はよく遊んでくれたおばあちゃんのことはよく覚えていたので、今度は自分が何かをしなくては、と思ったのか自ら車いすを押して園内を散歩したり、手のひらや肩などをマッサージするなど積極的にコミュニケーションを取っていました。
群馬からの帰り道、息子と久しぶりにじっくりと話しました。子どもたちの知らな母の若い時代の話や自分が母とどんな関係だったかを一通り話すととても興味深く耳を傾けていました。自分も母のことなどは息子も当たり前のように知っていると思っていましたが、以外にそうでもなく、又知っていることでも過去の背景のようなものを話すと繋がりを感じ色々なことが腑に落ちたかのようでした。
このようにGWやお盆、お正月のように帰省をする機会ごとに自分の身近な人たちを思い出し、話すことをお勧めします。立派な自分史を作り本棚の片隅におかれるよりも、このように定期的に活きた自分史を語ることが価値のあることだと思います。自分史のよさは読み手と書き手の繋がりを感じることだと思っています。全く知らない偉人の伝記では得ることの出来ない体験です。
自分史の中心は『話すこと』を実感したGWでした。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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