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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第180回目は『自分史フェスティバル2016in渋谷参加情報です。
<『自分史フェスティバル2016in渋谷』参加情報>
本日上記イベントのセミナー講師として登壇をしてきました。
http://www.jibun-shi-festival.net/
内容は16時15分からの【遺言と自分史】というテーマで約45分のお話をさせて頂きました。クリスマスイブということで、しかも夕方最後の登壇。またテーマも【遺言】などという聖夜には似つかわしくないもので、せいぜい参加者は5~6人ぐらいかと思いましたが、
なんと20名近くの方々にお出で頂けました。
上記のWebにもある通りイベント自体は終日行われ、9月に行った三越会場の100枚の自分史を展示するなど、まさに自分史フェスティバルといった自分史一色の会場となりました。
本日通しでのテーマがあり、それは「なぜ、いま企業/ビジネスで自分史が注目されているのか」というものでした。この共通テーマのもと、セミナーがリレー方式で行われ、どの回も20名以上が集まり、イベントとしては大盛況だったようです。
私が本日お話した内容を簡単に紹介します。
簡単に自己紹介と自分史との出会いについてを簡単に行い、そのあとは大きく2部構成で。まず1部として「遺言」は絶対安全なのか?というもので、遺言があっても防げないケースとして、遺留分絡みのお話をしました。遺留分とそのもとになる総財産の算定方法の中で問題となる①特別受益の持ち戻しと②不動産の評価についてお話ししました。
この2つに関しては遺言では解決できないばかりか、遺言があったために起きる問題であるとも言えます。遺言がなければそれほど掘り下げず、また弁護士などの専門家に依頼した場合に突いてくる論点でもあります。
全体のストーリーとして、遺言書があったとしても現場で起こる様々な相続トラブルについてお話をし、その問題を回避する方法として自分史を活用すべきであるという展開です。自分史活用の具体例として、まず遺言書に書かれる付言事項を取り上げました。付言事項に関してはこのブログでも書いたことがありましたが、財産に関すること以外でも書けるということで、ここに家族に対する想いや希望などを記すと、遺言の内容の実現がスムースにいくと過去にはお話していましたが、この使い方は現段階では疑問に思うようになりました。やはり以後は財産など法的に保護されるものである程度で終わりにし、付言事項に通じるところは別のもの(たとえばエンディングノートや自分史など)にしっかりと書くべきではないかというのがここ最近感じている私の結論です。
法的な専門家だけでなく、より多くの自分史活用アドバイザーが、想いを伝える役割としてお客様へのヒアリングやその後のお付き合い対応もしてもらい自分史などを作る立場として活躍して欲しいと考えています。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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