←「自分史についてVol.176自分史フェスティバルin浜松のご案内」前の記事へ
次の記事へ「自分史についてVol.178受験と自分史」→
自分史記事一覧→記事一覧-自分史
本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第177回目は終活と自分史です。
<終活と自分史>
今日、地元である東京都町田市において第10回市民協働フェスティバル「まちカフェ!」(2016年度)が開催され、出展ブースとして参加しました。
市民協働フェスティバル「まちカフェ!」とは、町田市内で活動するNPO法人や市民活動団体、地域活動団体(町内会・自治会)などが一堂に集い、活動発表などを通じて交流を深めるためのイベントです。参加団体やボランティアで構成されるまちカフェ!実行委員会が主催となり、「まちカフェ!」を企画・運営しています。
80を超える団体が参加しましたが、その内訳として①環境、②子育て、③福祉、④国際、⑤文化、⑥その他、の6つがあります。出展団体数としては③の福祉が全体の34%を占め、ダントツとなりました。もちろん福祉の範囲もかなり大きいですが、ここは社会の動きと連動するかたちで、その中でも高齢者福祉を扱う団体が最も多かったようです。
私が活動している団体は『町田シニアライフ研究会』という名前ですが、その名の通り、高齢者福祉に関する支援団体です。この高齢者福祉というテーマを掲げる団体においては「終活」(しゅうかつ)と「エンディングノート」が必ず取り上げられます。このどちらにも「自分史」は重要な役割として語られます。
ではなぜ「自分史」がこの2つのカテゴリーに入るのでしょうか?意外とはすんなりと答えられないところですが、こう考えると「自分史」の重要性に気付かれるかと思います。
それは実は高齢者(高齢期)とは関係がなく、人間全般に考えられることかもしれません。
「明日、地球が終わるとしたら何をしますか?」という質問がよくあるかと思いますが、この質問の対象は今現在生きている人すべてであり、決して高齢者だけを考えたものではありません。現実味がないかもしれませんが、「終活」とはこのような問いに答えるものだと言えます。その答えをすべて行動にするために書かれた【TODOリスト】または【設計図】がエンディングノートであると言えます。「自分史」を書くことは、このTODOリストの一項目であるとも言えますが、自分史は1つのワークだけではなく、このような状況に陥ったとき、まず考えてしまう人間の心理ではないかと思っています。もちろんこんな体験を私がしたわけでもなく、また学術的な根拠があるわけではありませんが、自然に考えると誰もが自分の人生を振り返るだろうと予想がつきます。その上で、まだやっていないことにチャレンジするのでしょう。
そして人生最後の瞬間には、過去の出来事が走馬灯のように蘇ると言います。真実かどうかはわかりませんが、もしそうであったら、それは素晴らしい生命のサービスではないでしょうか。誰もが映像化された自分史を見ることが出来るのですから。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ])
- 著: 一般社団法人自分史活用推進協議会
- 出版社: 日本法令
- 発売日: 2012/08/10
- 定価: ¥1,995
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)