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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第156 回目は実際のマッピング自分史への取り組み方です。

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<実際のマッピング自分史への取り組み方>


先日、自分史活用推進協議会、前田代表理事が考案したと言われる『マッピング自分史』を横浜市の地域包括支援センターで行いました。
（マッピング自分史について→http://en-count.com/archives/jibunshi154）

この地域包括支援センターでは昨年自分史講座を開催し、その第2弾として『マッピング自分史』講座を紹介し、その場で何かを作り上げるワークショップとしました。
第一回目の30名に比べると少な目の８名の参加者でしたが、一人一人の進捗状況などを確認する講座であるため、私一人が講師ということを考えるとちょうどいい人数となりました。4名を１班の2グループを作り、向かい合わせのいわゆるグループ班としました。

最初の30分で、この『マッピング自分史』の役割やメリット、また具体的な書き方をレクチャーしました。この『マッピング自分史』だけではありませんが、このような課題が出たときにはまずやってみることが重要で、この気持ち（まずやってみる）が自ら出てこない場合ほぼ失敗します。ですので簡単な説明のあと早速、「自分の生まれ育った周辺の地図」をテーマに取り組んでもらいました。
実際にやってみると、ある程度予想はしていましたが、「書けない」「覚えていない」などの声が数名からあがり、ここからは個別対応になって来ます。一人一人質問をしながら丁寧に応えるだけにして、あとは本人の自主性に任せると、何となく首を傾げながらも、少しずつ書き始めます。するとこれは集団心理かと思いますが、何人かが書き始めると、わからないと言った方々もとにかく始めて行き、またグループの中では自然に会話も聞こえてきます。ここがマッピング自分史を個人ではなく、集団のワークとして取り組む大きなメリットです。自然な会話がグループ内で生まれ、対講師ではなく、まわりの同じ環境にある方々との連帯感が出来ています。

30分位経過すると、皆さん何かしらの地図を書き上げます。
次のステップは、その絵を一人一人が説明する時間を作りました。
「なぜ、この絵を描いたのか」
「どんな思いがあるのか」
「自分史に対する思い」
など自由にお話ししてもらいました。残り時間もなかったので簡単にお願いしますと言いましたが、皆さん、様々な思いを具体的に語って頂きました。

『マッピング自分史』はこのように具体的な事柄を思い出す【掘り起こしツール】でもあり、それぞれが持っている【自分史作りに火をつけるツール】でもあります。
この講座を通じてそのことが実感できました。



＜ニュース・イベント等＞

●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送：意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日：お父さんの「自分史」贈ろう　父の日　今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013（東京・両国の江戸東京博物館　2013年8月７日開催） http://www.jibun-shi-festival.net/ ･自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/

＜関連商品・書籍＞



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