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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第154 回目はマッピング自分史です。

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<マッピング自分史>
自分史を書くときに過去の自分の記憶を辿って行くわけですが、それが断片的にしか思い出せなかったり、文章に表現できるほど明確でなかったりすることがあります。また書き続けるうちにネタが尽きてしまし、モチベーションが落ちてしまうこともあります。
そんな時に有効な方法が『マッピング自分史』です。これは一般社団法人自分史活用推進協議会代表理事である前田義寛さんが考案した自分史作成ツールです。　　

「マッピング自分史」はそれぞれの時代の記憶や思い出、その頃の日記や記録を参考に、最も印象に残っている事柄、場所、人物などを拾い出して「地図」に書き込んでいくものです。この「マッピング自分史」は心理学や精神医学などの分野で活用されている想起法をもとに考案されました。この想起法とは記憶に残っている言葉（語句、文章）や図形（絵画、地図、写真、ビデオ）などから連想したり、記憶をつなぎあわせたりして。断片的であいまいだった思い出を、一つの繋がりのあるストーリーとして組み立てていく方法です。
マッピング自分史はその名の通り、「地図」を利用した想起法とも言えます。「地図」は正確なものでなくても構いません。自分を中心に、方角、距離感などがつかめる程度の略地図で十分です。この略地図をベースに、どんどんとさらに書き込んでくると、忘れかけていた出来事、その頃の人間関係、場所に関わる思い出が次々と浮かんでくるはずです。

この地図が人によって全く違ってよく、ある人は少年時代、家族と暮らした町の地図だったり、あるひとは学生時代の思い出のある町の地図だったり、また社会人時代の会社や同僚とよく飲みに行った場所の地図だったりと様々なものが考えられます。
マッピング自分史が出来るまでの手順は以下の通りです。

１． 地図のテーマを決める ２． テーマごとに地図を書いてみる ３． 始めは自分を中心に次第に周辺に広げていく ４． 何回も何回も書きなおすこと ５． 1回で完成させようと思わない ６． 現地へ出向いて記憶と実際の差を埋める ７． 仲間と集まって一緒に地図を描いてみる ８． 下書きが出来たら清書

マッピング自分史はこのようにして「アタマ」「ココロ」「手と足」の全身で作り上げるので、シニア層の脳の活性化、手足の訓練にも最適です。また自分史作りを通してお仲間づくりや滑らかなコミュニケーションが期待出来ます。



＜ニュース・イベント等＞

●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送：意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日：お父さんの「自分史」贈ろう　父の日　今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013（東京・両国の江戸東京博物館　2013年8月７日開催） http://www.jibun-shi-festival.net/ ･自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/

＜関連商品・書籍＞



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（担当：満田(ミツダ）　03‐5201‐3645）