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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第293回目は身近な写真自分史に価値を付けるです。
<身近な写真自分史に価値を付ける>
誰もがスマホを持つようになり、日常、写真を撮る機会が増えています。カメラがいつも手元にあるので『何かあればまず写真を』という方も少なくありません。今までコピーをして紙で保存していた方もスマホを使いデータで保存するほうが、いつか廃棄するであろう紙という資源を無駄に使わないことも出来ます。また友達同士でも撮ったその場でデータを渡せたり、何度も取り直しが出来るという点など、今更の感はありますが、デジタルカメラがもたらす利便性は計り知れないものがあります。
便利で身近になったデジタルカメラですが、昔のフィルム写真と比べて、撮った写真データの価値という点から考えるとどうでしょうか。それは人それぞれ違うと思いますが、感覚的にいってその点はフィルムが上だということに多くの方々は異存がないかと思います。
なぜフィルムによる写真価値があるかというと、まさに『ハレの日』に合せて写真を撮ったという点が大きな要因でしょう。衣装や髪形など、その日に合せて撮る写真にはそれなりの覚悟を持って臨んだに違いありません。また現像(げんぞう)などという言葉は今では死語となってしまいましたが、写真として出来上がるまでの日数なども、出来上がるまでの『わくわく感』も手伝って、その価値を高めるためのものだったのかもしれません。
写真を撮るということが一つのイベントであり、その結果撮られた写真という媒体にはその想いが詰まり、結果として大きな価値を生んだのです。このようにして取られた写真はまさに自分史そのものだと言えます。家族で撮った写真なども、もうその瞬間は永遠に戻らないという家族史を証明するものです。また人に伝えるという意味でも写真は大きな力を発揮します。報道カメラマンが撮る写真にはむしろ言葉など要らず、一目、その写真を見ただけで、背景や物語が一瞬で浮かびます。
昔に比べ、写真を撮ることが気軽に、そして身近になりましたが、写真そのものが持つ機能は何も変わりません。むしろ何気ない日常の風景など、昔には集めることの出来なかった貴重な生活の記録が残せるようになったことは大げさに言えば人類の歴史に大きな意味があることでしょう。ただ日常に撮る写真とは別に、『ハレの日』に撮る写真も必要です。デジタルカメラだからこそ最高のショットを撮ることが誰にでも出来るようになりました。年に1回でも自分史や家族史を残すという目的を持った写真を撮り、かたちとして残すこと。これを1年に1回やるだけで事前に自分史が出来上がってしまいます。「いつかは自分史を」と思う方こそまずはお試し下さい。必ず1年ごとの思いや成長が写真に現れてくることでしょう。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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