自分史記事一覧→記事一覧-自分史
本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第254回目は自分史の中に歴史の転換期となる出来事を入れるです。
<自分史の中に歴史の転換期となる出来事を入れる>
6月12日に歴史的と言われている米朝首脳会談が行われます。行われる前から話題になっているこの会談は数百年後の教科書によるような史実であり、当然この記録は世界史の一部として、誰が残すでもなく、言い伝えられていくことでしょう。
片や自分史はあくまでもパーソナルヒストリー(個人史)であり、世界的な史実とは違った形での庶民の生活や考えを残すという目的があります。単なる歴史をつづるのであれば歴史家にその役割を果たしてもらうほうが効率的ですし、歴史から未来を予想し、分析するといった専門家の<先見の明>という観点からも自分史とは何ら関係のないものとして分けて考えることが一般的です。
では誰でも知っている史実については、自分史の中で一切触れないほうがいいのでしょうか。自分史にはとにかく自分のことや自分の周り(家族、友人、同僚、上司…)などのことだけを書き続けていくべきなのでしょうか。
答えは様々ですが、私は歴史的な事実も自分史の中に残すべきだと考えます。
その理由としては、読み手に自分が生きてきた時代背景や、その史実がどれだけ市民に浸透していたのかを知ることが出来ます。
また今でこそ話題の出来事が本当に後世まで伝えられるほどのものなのかを、今の私たちにはわからないかも知れませんが、数十年、数百年後の読み手が感じることが出来ます。
単に「私はこの時代に生きてきた」と主張するためということで考えれば決して無駄な文章になることはなく、むしろ自分史の文章に厚みが感じられるようになるでしょう。
今まで起きた世界と日本の史実を自分なりに列挙してみて、年表のようなものがあれば
こちらにまず、史実から箇条書きに書き出してみて、それに肉付けをしていく方法で自分史が固まってくるかと思います。
その時の思いや自分の生活に影響したかどうかを記載することで、あくまでも「自分史のまわりに世界史、自分史がある」といった意識を持ち続け書くことが重要です。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ])
- 著: 一般社団法人自分史活用推進協議会
- 出版社: 日本法令
- 発売日: 2012/08/10
- 定価: ¥1,995
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)