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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第241回目はオリンピックに見る自分史です。

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＜オリンピックに見る自分史＞
平昌冬季オリンピックが終わりました。政治的な話や、会場の設備や環境なども色々な面で問題視された大会でしたが、期間中、競技が始まるや否や日に日に大変な盛り上がりを見せ、オリンピックの力、スポーツの力を見せつけられました。
時差もなく、テレビ観戦し易かったことから、多くの方々が競技をライブで観ることが出来たのではないでしょうか。テレビでは競技の模様だけでなく、メダルの授与式やインタビューなども中継しますが、その中でフィギアスケートの羽生選手が金メダルをもらったとき「自分の人生史上、一番幸せな瞬間」と答えていました。何気ない一言だったと思いますが、「自分史」という言葉がオリンピックの会場から語られたということで、「そだねー」もいいですが、自分史活用アドバイザーとしては「自分の人生史上」という言葉も注目していただけたらなぁと密かに願っていました。（笑）実はこの言葉、今回が初めてではなく、似たような場面があったこと皆さん覚えているでしょうか。それはバルセロナ五輪競泳女子２００メートル平泳ぎを制覇した岩崎恭子さんが「今まで生きていた中で、一番幸せ」と語っていて、これは当時結構流行語になっていたような気がします。岩崎さんは当時中学生だったため、人生を語るこの言葉とのギャップが新鮮だったので話題になったのでしょうが、今回の羽生選手の言葉は、数々のメダルや名誉を手にしてきたものが語る重みが感じられたため流行語のような扱いはされなかったのでしょう。
それはともかく、私たちは競技そのものの結果、例えば金メダルを取得したという事実に対し喜びを感じるわけですが、その背景にある選手の生い立ちや歴史を知ることで単なる喜びから感動を得ることが出来ます。オリンピックに偶然出場してしまったということはなく、出場するという夢を持ってそれまでの人生を歩んでいます。オリンピック選手は大変わかり易い例ですが、今の自分とそれまでの人生、つまり自分史は必ずつながっていることが実感できます。オリンピック選手は若い方が多いので、これからの人生のほうがずっと長いので、平昌で過ごした日々も当然自分史の1ページとして記録されていきます。
2020年には東京オリンピックが開催され、今回の冬季オリンピック以上の盛り上がりは確実かと思います。おそらくテレビなどのメディアを通じ、競技の前に出場選手のこれまでの歴史、つまり選手の自分史を知る機会も多くなるでしょう。より大きな感動を味わえるのはもちろんのこと、自分史という過去と現在をつなぐツールの素晴らしさにも注目していただけらと思っています。

＜ニュース・イベント等＞

●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送：意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日：お父さんの「自分史」贈ろう　父の日　今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013（東京・両国の江戸東京博物館　2013年8月７日開催） http://www.jibun-shi-festival.net/ ･自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/

＜関連商品・書籍＞
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