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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第240回目は自分の死後を意識したこれからの生き方です。
<自分の死後を意識したこれからの生き方>
誰もが当たり前のことですが、自分が死んだあとの訃報を読むことは出来ません。近年では『終活』という自分の死を意識した活動が普及しているため、生前に自分の葬儀をプロディュースし、会葬礼状などを作成しておく方もいますが、訃報のような客観的なものはやはり自分では書けません。
現在公開中の『あなたの旅立ち、綴ります』という映画はそんな自分の死後のことを意識してこれからの人生をどう生きるかを考えさせるというもののようです。私はこの映画を観ていないのですが、下記の解説を見て、「人がなぜ自分史を書くのか」ということに対する一つの答えのようなものが詰まった映画だなぁという印象を受けました。
映画の内容はと言いますと…
「ビジネスで成功し、何不自由ない生活を送ってきた老婦人が、80代になって孤独と死への不安を抱くようになり、自身の訃報記事を生前に用意しておこうと考えました。地元の若い新聞記者に記事執筆を依頼しましたが、わがままで自己中心的な老婦人を良く言う人は誰もおらず、出来上がった記事は理想とはほど遠い内容でした。そこで老婦人は「最高の訃報記事」ができるように自分を変えることを決意し、愛され、尊敬される人物になるよう奮闘する物語です。」
この映画のように『最高の訃報記事』が出来るように今の自分を変えるためのツールとして自分史を活用することが出来ます。自分史を書くためには今までの人生を振り返ることになります。懸命に生きるためには、競争社会を生き抜かなくてはならなかったでしょう。また家族を守るためには、本意ではない考えや行動を貫かなくてはならない場合もあったでしょう。自分史を振り返ることで、必死だったその当時には気付かなかった様々なことや、傷つけてしまった方々を思い出すこともあるでしょう。
映画では若い新聞記者が取材をするのですが、自分史を書く場合のほとんどは自分で取材します。なので人に聞く前に自分で自分を調べることになります。人から自分の悪口を聞くことはないかもしれませんが、多くは自分で気付いていくことでしょう。誰に言われるでもなく自分の半生を振り返り、今後の人生の軌道修正をしていく作業が自分史に取り組むことなのかもしれません。

つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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