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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第203回目は「他者理解」と自分史です。
<「他者理解」と自分史>
ある人と意見が食い違うことがあります。そうした場合に、「相手の立場に立って理解する」ことで関係性を円滑に進めることがあります。これを「他者理解」といい様々な場面でこの「他者理解」が必要になります。しかし本当に相手のことを理解することなどできるのでしょうか。同じ日本人ではあるけれど生まれ育った環境や受けてきた教育も違うわけですから何を持って他人を理解することが出来るのでしょうか。基準を「自分」ではなく「相手(他者)」にするということは言葉にすれば簡単ですが、実際には理解したような気になるだけで本質的な解決方法にはなりません。
今回は相手を理解するために「自分史」(ライフストーリー)を活用するためのワークショップをご紹介します。
このワークショップを主催するのは日本ファシリテーション協会というところです。
ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。
この活動において「他者理解」は大変に重要なことであり、この考えなくしては知識創造活動を支援し促進していくことは出来ないと考えられます。
リーダーとして話し合いを重ねながら、それを実行し成果を上げることを常に求められている方は是非参加して欲しいと思います。自分史(ライフストーリー)の新たなる活用です。
特に今回は看護・医療・介護に携わる方を対象としています。
【ライフヒストリー曼荼羅ワークショップ】
ファシリテーターとして様々な参加者に出会うとき、つい
「あの人は場を乱す人だ」
「〇〇さんは意見を理解せずに発言する」
などと、相手をジャッジしてしまう気持ちが沸き起こることはありませんか?
しかし、このような気持ちを持ったまま、その場をホールドしていても
(例え自分ではそれを覆い隠しているつもりでも)
それでは本当にその人の立場からその人の行動を理解しているとは言えないのではないでしょうか?
『ライフヒストリー曼荼羅ワークショップ』は「他者の視点に立ってその人を理解する」ということの一つの方策を皆様に体感していただくことを目的に開発しました。
日本各地のみならず、海外においても開催実績があり、効果を検証してきました。
今回は特に、ファシリテーターとして、このような「他者理解」を目的とした具体的な方策が必要ではないかという仮説の元にFAJで実施致しました。
■ライフヒストリー曼荼羅ワークショップ」とは?
⇒元々は「自分の目の前の他者の行動を理解するために、その人の生まれてから今までのヒストリーから捉えなおす」という視点を身に付けることを狙いとしたワークショップです。
■今回参加のメリットは?
⇒ライフヒストリー曼荼羅ワークショップを体験できるだけではなく、特に看護・医療・介護に携わる方を対象とし、対面のみでのワークショップとなりますので、日々の仕事の省察・仕事の課題の共有が深められます。7月末には今回のワークショップの省察のためのワークショップ開催予定です。(なお、看護・医療・介護に直接携わっていない方でもワークショップの趣旨をご理解いただいてのご参加は歓迎です。)
お申込みは下記までお願いいたします。
“http://kokucheese.com/event/index/468479/

つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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