←「自分史についてVol.200自分史ブログ200号を迎えて」前の記事へ
次の記事へ「自分史についてVol.202自分史活用アドバイザー養成講座のご案内」→
自分史記事一覧→記事一覧-自分史
本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第201回目は演劇と自分史です。
<演劇と自分史>
私が活動する町田市において演劇の活動をしていることは、このブログでも何度かお話をしてきました。2年ほどの間に8作以上の公演を行ってきました。内容としては高齢者に対しての法律問題を演劇によって分かり易く表現するといったものが大半で、普段行政書士としてセミナーなどで紹介している内容の演劇版といったところです。何度か繰り返していくうちに、町田という限られた世界ということもあり、いくつか公的な団体からオファーを頂くようになりました。
今お声掛けを頂いているのは町田市社会福祉協議会から成年後見制度に関わる芝居です。7月1日に170名入る町田のホールでこれを演じて欲しいとのご要望があり、5月より稽古を始めています。ストーリーも含め私たちの団体オリジナルになります。
内容は夫に先立たれた高齢者がまわりの助けを借りて、自分らしく生きて行こうとするものです。法律的な支援、例えば後見人制度や高齢者支援センターなどの話も交え、観ている方の具体的なヒントになる作品に仕上がりつつあります。
私の所属する劇団が私も含めほとんどが本格的な演劇は初めてというものが多いのですが、プロの役者もいます。このプロが演劇の演出、脚本を手掛けるのですが、キャラクターを作るためには徹底的にその役柄の自分史を追求します。その人は過去にどんなことをやり、また現在にどう活かされているのか。それが台詞にもなく、特に出演の場面では影響のないことでも過去を掘り下げ、演じるものには意識をさせます。演劇の中の一貫性は、この出演者の自分史を確認することで観客側にも分かり易いキャラクター設定になります。演劇は主人公の生い立ちなりを視覚化させていくのですが、このキャラクター当然のためには見える部分以外でも無意識に影響があるものです。逆にこの生い立ち(自分史)が理解され演技に反映されれば多少に台詞の不備も補えます。これは演劇だけに当てはまるものではなく、集団の中で理解し合うためにはどの場面にも当てはまります。今や各企業の中で、演劇や自分史を取り入れた研修が多く実施されていますが、この目的とするところは集団で各々が理解することが、大きく業績に繋がると考えられているからなのでしょう。演劇と自分史が大きく関係しあうこともお分かりになったかと思います。
ちなみに私たちの劇団の公演は下記の通りです。お時間のある方は是非お出で下さい。
『成年後見制度ものがたり』~自分らしくあるために知っておきたいこと~
会場:町田市民フォーラム3Fホール
日時:2017年7月1日(土)14時~16時
お問い合わせ:町田市社会福祉協議会 福祉サポートまちだ 042-720-9461
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
自分史作成キット 和装本 自分の歴史を書いてみよう ([バラエティ])
- 著: 一般社団法人自分史活用推進協議会
- 出版社: 日本法令
- 発売日: 2012/08/10
- 定価: ¥1,995
- ジャンル: Book
- メディア: 単行本
- Amazon.co.jpで詳細を見る
(担当:満田(ミツダ) 03‐5201‐3645)