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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第185回目は自分史と世界史です。
<自分史と世界史>
アメリカのトランプ大統領の言動が世界を揺るがせています。ある人は第二次世界大戦前に似た状況だといい、歴史は繰り返すといった言葉を実感します。まさに私たちは後世に伝えられる世界を生きているわけですが、片やそんな出来事はすべてテレビの中だけで、どこか他人事のようにも思えます。そんなことより、明日の仕事のプレゼンや、子どもの受験、健康や食事のことなどで頭がいっぱいです。いつかは影響を受けるのだろうけれど、今自分のまわりに起きることが殆どの人にとっての関心事でしょう。
世界史や日本史の教科書などを見ていると、戦争の時代は常に暗黒で、人間としての生活などなかったのではないかとも思えます。実際に、現代に比べると言論の自由などはなく、個人の意見などを残す習慣などなかったのでしょう。しかしそんな世の中でも、一人一人の心には希望や喜びなどがあり、きっとまわりとのコミュニケーションは現代と変わっていないのだと思います。単に残す手段が限られていたに過ぎません。
私が仕事としている「行政書士」という仕事も、字が書けない人に代わって書く、「代書人」という仕事がその起源だと言われています。
今繰り返そうとしている歴史の中で、その時代に生活していた市民はどんな暮らしをしていたのか、またどんな考えを持って生きていたのか、楽しみは何だったのか、何を生きがいとしていたのか、そんな些細な人々の声を聞いてみたくありませんか。
同じ気持ちを後世の人たちが持つかもしれません。世界史や日本史は政治家や学者が作っていくものですが、その背景にある「個人史」「地域史」「家族史」「自分史」は自分で意識して作るしかありません。昭和から始まり、今自分史はスタンダードなものに成りつつあります。何万年か後に、個人史が急激に増え始めた人類として私たち伝えられる時代の人間になるかもしれませんね。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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