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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第288回目は親子で共通の思い出を作るです。
<親子で共通の思い出を作る>
少し前ですが、高校2年生の息子と映画『クリード 炎の宿敵』を観に行きました。クリードの一作目を一緒に観たことやテーマが『父と子』ということもあり何とか機会を作って来ました。この映画ではかつてロッキーが戦ったロシアのボクサーがその復讐のために自分の息子にその思いを託し、再び戦いを挑むといった内容でした。
実は息子とは小学生位から2人で映画に行くようになりました。いわゆる子ども向けやファミリー向けのものではなく、多少テーマが重いものなどあえて2人で行くようにしていました。普通だったら自分から見ないような映画に触れて全く違う世界を疑似体験してほしいという思いからそのようにしていました。今までどちらかというと映画は一人で観に行く主義でした。自分がいい映画だったと思うのに否定されたり、内容に共感できないことが苦痛であったため、一人でサッと行って、サッと帰ることが当たり前になっていました。
ただ、いい映画であればあるほど、家族に観せたいなぁ、子どもに観せたいなぁという気持ちも強くなります。自分の価値観ですが、この○○に観てほしい映画を開示することこそが、自分を理解してもらう方法であり、親子で観ることで、この価値観を受け継ぐことにもなります。
映画館で一緒に観ることで、同時に人の人生の疑似体験が出来ます。この同時にという部分と逃げ場のない環境で半ば強制的に観せるというのは映画において他にはありません。演劇なども同じ役割がありますが、手軽さという意味では映画にはかないません。
フィクションであれ、ノンフィクションであれ、ほとんどの映画やドラマは主人公たちの自分史です。このような親子での体験がお互いの自分史の1ページとなるのです。自分史とは決して一面的なものではなく共通の思い出を作ることで、多面的な語り合う自分史が出来上がるのです。この語りの中には共通した評価ではなく、全く分かれることもあるでしょう。もしも後者だとしても、体験した思い出は共通のものです。一緒に観た(体験した)という積み重ねが大事なのです。親子で映画自分史を作ることを是非お勧めします。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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