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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第263回目は映画『未来のミライ』に学ぶ自分史、家族史の役割です。
<映画『未来のミライ』に学ぶ自分史、家族史の役割>
夏休み映画の定番となりつつある細田守監督の『未来のミライ』がヒット中ですが、我が家も先日家族4人で鑑賞して来ました。この映画では両親と男女2人の兄妹の物語ですが、この設定も我が家と全く同じことから、それぞれの思い入れも興味深く、映画を観たあとの感想も是非聞きたいと思っていました。単純にそんな動機から観た映画でしたが、実は自分史、家族史の大きな役割について考えさせられるものでした。
映画の内容は主人公の長男くんちゃんが生まれたばかりの妹と暮らし始めるところから始まります。そしてくんちゃんが経験する様々な苦難に対して、未来や過去の家族たちが現れ、色々な助言をしていきます。4歳のくんちゃんが成長する姿を描く映画とのことですが、私には自分史と家族史がどんな世代にとっても今を生きることのプラスにつながることが見事に表現されていると感じました。過去と未来が繋がっていることは考えるまでもなくわかりきったことですが、あえて登場人物に語らせることで無意識だった繋がりを、偶然ではない運命の不思議さを感じさせます。
無数に存在する祖先たちが、いつ死んでもおかしくなかった時代に懸命に生き抜いたことや、様々な選択がある中でたった一つを選んだことで奇跡的に今の自分が存在するのです。これは自分を起点としたこれからの未来の子孫に対しても言えることです。私たちの選択一つ一つが未来に大きな影響を与えるということは、過去とつながっている自分の存在の奇跡を感じることでより一層責任を感じるようになるのです。
そういった意味でも自分史、家族史で過去に遡ることは、単に思い出をまとめることだけでなく、未来に向けた大きなメッセージとなるのです。
家族で映画を観終わった後は、こんな話をするわけでもなく、【初めてお兄ちゃんになったときのこと】や【妹が生まれてこんなに家の雰囲気が変わったこと】など当時の自分たちの家族の変化について面白可笑しい会話が続きましたが。これもまた今の家族の繋がりや絆を感じるいい機会でもありました。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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