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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第261回目は人生100年時代に対する自分史の役割です。
<人生100年時代に対する自分史の役割>
ここ数年【人生100年時代】と言われています。政府においても『人生100年時代構想会議』が設置され、保険などのCMでもさかんに使われている言葉になりました。
この言葉の先駆けとなった世界的ベストセラー「ライフシフト」著者英ロンドンビジネススクール教授リンダ・グラットンはこの【人生100年時代】を単に生命としての寿命ではなく『人が100年も“健康に”生きる社会が到来する時、従来の3つの人生のステージ(教育を受ける/仕事をする/引退して余生を過ごす)のモデルは大きく変質する。』と語っています。
自治体の取り組みとして以前このブログでも自分史普及に力を入れているとご紹介した神奈川県大和市ですが「70歳代を高齢者と言わない都市」宣言を出しています。やはりこの宣言と自分史とは繋がりがあることがリンダ・グラットンの提唱する3つの人生ステージモデルからも言うことが出来ます。当然3つめのモデルである、「引退して余生を過ごす」という部分において自分史を活用することが求められますが、単に今までの人生を振り返るだけでなく、次のステージのためへの準備という点において必要とされます。記録や記憶だけでなく、それをもとに自分のキャリアを分析する力も大事になります。
ジャーナリスとの立花隆さんは著書「自分史の書き方」の中で以下の内容を語っています。
「人間不思議に、60歳を過ぎるあたりで、自分史を書いてみたくなるものらしい。還暦という、生まれてから60年目にやってくる人生の大きな区切りを目の前にするあたりで、誰でも『自分の人生っていったいなんだったんだろう』と立ち止まって考えたくなるものらしい。」
このような気持ちが湧くことで自分史を書く人たちが増えていくのですが、さらに人生100年時代においては質的な要素も加わり、これからあと40年先のバイブルのような存在として自分史が活用されていくことと思われます。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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