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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。
第219回目は自分史白書についてです。
<自分史白書について>
『自分史白書』という書籍が2016年から発行されていて、今年度版の『自分史白書2017』も発行予定のようです。
『白書』とは「政府の各省庁が、その所管とする行政活動の現状や対策・展望などを国民に知らせるための報告書」という定義があり、そういう意味ではこの自分史白書は、本来の使い方とは全く違うもので、単に特定の分野の現状分析を行い,会社,団体の動向を書いたものとしての広い意味での『白書』に分類されるものかと思います。
自分史はブームとは言えないまでも、その言葉自体の認知度は高くなってきていますが、その実態は定かではありません。自分史の広がり、特にビジネスとしての市場を確認する指標として、この自分史白書は唯一の教科書としての存在になっているようです。
ちなみに『自分史白書2016』の目次は以下のようになっています。
第1章 自分史とは
自分史ブームは来ているのか/自分史を定義する
自分史小事典/自分史関連推薦図書
第2章 自分史事例集
切り口による分類/表現手法による分類
第三者の手による自分史
第3章 自分史ビジネス事情
出版の種類/自費出版の流れ/出版社の選定
出版社と印刷会社の違い
自分史を自費出版する時の注意点
自分史の自費出版に携わる人
現場から聞いた自分史ビジネス事情
多くが自分史を提供する側、つまりビジネスとしての自分史にかかわる方のためのものである印象ですが、第2章の事例はこれから自分史を作る人にとっても大変参考になるものになるでしょう。
私も含め、自分史関係者の多くは「自分史とは自由なものである。」という曖昧なところから出発しているが故に、仮にも定義づけがし難くなっていて、自分史が興味のある人だけのための分野になりつつあります。一旦定義づけをし、自分史の立ち位置をしっかりと定めることはある意味、勇気のいることですが、ジャンルを確立するためには誰かがやらなければならないことです。この自分史白書を多くの方々が活用して自分史市場を広げていってほしいと思います。
つるま行政書士事務所
自分史・エンディングノート・遺言・相続
馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ
●テレビ番組 ・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/ ●新聞 ・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html ●自分史年表作成サイト ・Histy http://histy.jp/ ●イベント ・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催) http://www.jibun-shi-festival.net/ ・自分史フェスティバル2014 http://www.jibun-shi-festival.net/ |
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