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自分史についてVol.149個人自分史を残すリスクと価値

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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第149回目は自分史を残すリスクと価値です。



<自分史を残すリスクと価値>
ここ3回のブログで取り上げているテーマの『個人情報』ですが、この言葉のあとは決まって『保護』と来るくらい、この『個人情報保護』という概念は現代の日本には定着した言葉になりました。形のない『情報』というものがただ(無料)だった時代から見ると、この『保護』という言葉が加わったせいか突然に価値のあるものに変わっていった感があります。こうなるとどんな情報にでも保護がかけられ容易には色々なことが知れなくなります。

かたやSNSやブログのように自由に広く情報が発信できる時代でもあります。『情報』を発信することはたやすくなり、保護されるばかりか情報は巷にあふれかえった感も同時に見られるといった矛盾する現象も起きています。

情報は『保護』されるべきなのか、『発信』されるべきなのか、個人の情報に限って言えば、それは各個人に委ねられているということだと思います。どちらも選べるということは過去の歴史や同時代の世界から見ると本当に恵まれていると同時に、扱い方の責任まで問われる高度な要求を突きつけられているとも言えます。厳しい言い方をすれば、情報を活用することなく公開しないか、発信することで見返りを求める代わりに<知られるリスク>を背負うかどうかの選択を自分一人で行うということです。

個人情報の塊である『自分史』書き、公開するということは家族間であろうと出版して販売しようとその規模に関わらず、情報に関するリスクを持った選択をしたということです。自分が生きている時代だけをとらえればそんなリスクを冒すことは全く意味のないことで何もあえて自分の人生を公開する必要なんてありません。ほとんどの方は意識していないのかもしれませんが自分史を残すということは後世に何かを残したいという人間の潜在的な欲求なのではないかと感じます。

自分史活用アドバイザーとしては自分史を気軽に、楽しく書いて欲しいとは思います。書きたいという気持ちを後押しすることも必要ですが、同時にリスクも伝える必要があると感じています。「こんな時代にリスクを冒してまで自分史を書く必要があるんですか?」「それでも伝えなければならないことはなんですか?」そんな問いかけが出来るのも自分史活用アドバイザーしか出来ないことだと思っています。自分史を書くことは大きなリスク、責任を持つこと。そしてそれを超える大きな価値もあること。その2つを伝えることが自分史活用アドバイザーの大きな仕事、しかし最後に選択するのは本人しか出来ないのです。

つるま行政書士事務所

つるま行政書士事務所

自分史・エンディングノート・遺言・相続

馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ


<ニュース・イベント等>
●テレビ番組
・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり
http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/
●新聞
・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html
●自分史年表作成サイト
・Histy
http://histy.jp/
●イベント
・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催)
http://www.jibun-shi-festival.net/
・自分史フェスティバル2014
http://www.jibun-shi-festival.net/

<関連商品・書籍>

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失敗しない自分史づくり98のコツ - 前田 義寛 , 他

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