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自分史についてVol.126自分史活用推進協議会の究極の目標とは

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本日も前回に引き続き、提携している行政書士であり自分史活用アドバイザーの馬場先生に、体験談を交えた自分史についての記事を書いて頂きました。第126回目は自分史活用推進協議会の究極の目標とはです。



<自分史活用推進協議会の究極の目標とは>
直接的には『自分史』には関係のない内容に思えるかもしれませんが、私が取り組んできた地域での活動と自分史の普及を目指す『自分史活用推進協議会』が究極の目標として掲げている【自分史で日本を元気に】にが実は大きく繋がっているというお話をします。
町田市生涯学習センターとの共同企画である高齢者支援講座『ことぶき大学』が12月11日ですべて終了しました。10月2日の第1回目から隔週での講座が続き2か月以上のロングランとなりました。
思えば春ごろから企画を練り、何度も打ち合わせをしながら開催の2か月前に決定したテーマは絶対的な自信がありました。それはこの2年間MSK(町田シニアライフ研究会)が目指してきたものであり、さらに私が地域で活動するにあたり絶対的普遍テーマと考えていたことと一致していたからです。そんなこともあり、半ば強引に企画案を進め、メンバーはもとより、主催元の生涯学習センターまで何も言わせず突っ走ってきました。
【賢く歳を重ね一人ひとりが元気にいきいきと暮らすために】
これが今回のテーマでした。
私たちのような士業は不安を煽ることで業務が成り立つことがあります。
ある意味でそれはその人を助けることになるのかもしれません。
またそれが士業や専門家の役割なのかもしれません。
「人間は恐怖心によって動く」ということも聞いたことがあります。
相続対策やエンディングノートを、少し前の『今でしょう』という流行語に乗せて話すことにも大きな違和感を感じていました。私も近いことを言いながら心の中では、「そんなに焦るのはやめましようよ。嫌なことは後回しにして今楽しいことをしましようよ。何とかなりますよ」なんてことを考えていましたし、現に自分がそうでした。
「細かいことを気にしだしたらきりがない。ただでさえ歳をとるごとにため息をつくような方々に追い打ちをかけるような講座にしたくない。少なくてもこの2か月間は夢を見続けるような、とにかく元気になってもらいたい。」とある意味、士業失格的で、また無責任でもあり、計画性も本当はなかった自分一人の理想を貫くような講座でした。
講座が始まる前、お願いしている外部講師と打ち合わせをした際にも「とにかく会場に来ている人を皆元気にする内容にしてくれれば何を話してもいい」とだけお話ししておきました。
講師の方々は忠実にそれを守って頂き、それぞれの講義後の感想を見ると参加者の方々が、この講座を楽しみにしてくれていることや、新しい発見をされていることなどがよく解り、このテーマが回を重ねるにつれ理解されていることを実感しました。
そんな高評価が続く第4回目、第5回目というこの講座の中核という回を私たちMSKが担当することになっていました。もちろんこれは自分の企画したスケジュールなのですからわかりきったことでした。正直にいうとここで大きなアピールをすることがMSKの目標であったのは事実です。
ただこの段階で私が感じていたことはアピールなんてそんな余裕はなく、参加者の方々の笑顔や講義での頷き、また会場でのお声掛けなどから、
「とにかくさらに楽しいものを提供していきたい。」
「すでに講座から元気をつかんだ方にはさらに元気になってほしい」
「いつも楽しみにしてるよ、頑張ってるね、の一言がもっと欲しい。」
そんな参加者の言動に後押しされ、どうやったらこれを持続できるかのアイデアばかりを考えていました。
そんな気持ちはメンバーも持っていたようで、あるミーティングの中で演劇で解り易く伝える講座をやろうという話が盛り上がり、その後はその後の苦労のことなど考えず、皆アイデアを出しまくり可能な限り妥協をしない芝居を作り上げました。総練習時間は30時間位かと思いますが皆回数を減らすどころかいい芝居がしたいという気持ちから祭日なども返上して本場に臨みました。
出来は結局素人ですから大したことはなかったかもしれませんが、お客様の暖かい雰囲気の中、楽しく演じさせて頂きました。熱い思いから生まれた練習の成果は伝わったようで今まで以上にお声掛けを頂いたり、メンバーの中には街で声をかけられたりもしたそうです。
皆忙しい現役の行政書士が30時間もかけてほぼ無償の演劇に取り組むなんてよく考えればばかばかしいことかもしれません。でも私たちが『楽しく伝える』にはこれしかなかったのです。そしてテーマであった『一人ひとりが元気にいきいきと暮らすために』が実現したのです。といいたいところですが、今回のこの講座の結論は実はそこではなかったのです。
私が長々と書いた文章にその結論が隠されているのです。
今講座がすべて終了して振り返った時、当初のテーマが不完全だったことに気付きました。自信を持って私が作ったテーマの本質がすべてを終わった後にわかったのです。
『(シニアが)~いきいきと元気で暮らすために』は『(シニアが)~いきいきと元気でくらすことで』→『私たちが元気になり、地域(町田)が元気になり、日本が元気になる』だったのです。
シニアが元気になることが究極の目的ではなかったのです。
ことぶき大学で一番元気になったのは私たちMSKでした。与えていたようで実は与えられていました。
日本を元気にするためにシニアの方々にはまだまだたくさん仕事があり、本当のやりがいや生きがいに気付いて頂くこと。これがMSKの大きな課題となりました。
これは我々の世代でもいつか次世代に繋いでいくことになります。
元気の源は、ちょっとした声がけや、笑顔、共感だということ。そしてそれを伝えること。

そしてこれを『自分史』に照らし合わせていえば『自分史』を語り、そして伝えることでkこれもまた日本を元気にして行くエネルギーとなるのです。

つるま行政書士事務所

つるま行政書士事務所

自分史・エンディングノート・遺言・相続

馬場敦先生は町田市鶴間に事務所を構えていて、地域密着、個人密着をモットーに活動されています。法的な遺言書の有効性を高めるために自分史やエンディングノートを活用して、家族に想いを伝えるトータルメモリーサポート事業をおこなっています。主に、自分史・遺言書作成で連携させて頂いております。⇒回顧録チラシ


<ニュース・イベント等>
●テレビ番組
・NHKのEテレ「団塊スタイル」2013年6月14日金放送:意外な効用!自分史づくり
http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num062/
●新聞
・東京新聞2013年6月12日:お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013061202000156.html
●自分史年表作成サイト
・Histy
http://histy.jp/
●イベント
・自分史フェスティバル2013(東京・両国の江戸東京博物館 2013年8月7日開催)
http://www.jibun-shi-festival.net/
・自分史フェスティバル2014
http://www.jibun-shi-festival.net/

<関連商品・書籍>

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チョイ上の自分史わたし本を書こう! - のみ山ハジメ

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失敗しない自分史づくり98のコツ - 前田 義寛 , 他

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