←「高齢者医療制度について(15)保険料の計算」前の記事へ
次の記事へ「高齢者医療制度について(17)国民健康保険の被保険者」→
前回の医療関係の記事はこちら⇒高齢者医療制度について(15)保険料の計算
このカテゴリーでは高齢者の方に関連する医療保険等の制度について解説しています。
今回は後期高齢者医療の被保険者についてです。
被保険者の種類については高齢者医療制度について(7)公的医療保険の種類で大雑把な区分を記載していますが、今回はもう少し詳細な解説をすることにいたします。
<後期高齢者医療の被保険者>
1.被保険者
次のいずれかに該当する人は、後期高齢者医療の被保険者に該当します。(2)の「政令で定める程度の障害の状態」については、「高齢者の医療の確保に関する法律施行令」の別表に列挙されています。後期高齢者医療制度に加入するかしないかはご本人の選択となります。
2.適用除外
次に該当する人は後期高齢者医療制度の適用対象とはなりません。(2)は日本国籍を有しない人で、次のいずれかに該当する人になります。
①出入国管理及び難民認定法に定める在留資格のない人
②1年未満の在留期間を決定された人
③外国人登録法で定められた登録を受けていない人